宝くじが当たったらバレる？よくある理由とバレないための対策法

庶民の夢といえば宝くじ。ですが、宝くじが当たったことを周りに知られると、何かとトラブルになってしまい大変です。

「宝くじが当たったら、周りや税務署にバレるって本当！？」

そんな噂を聞いたことがある方もいるかもしれません。そこで、このページでは、宝くじは本当に高額当選するとバレてしまうのか、また周りに宝くじが当たったことを悟られない方法について解説します。 さらに、もし宝くじの当選がバレてしまった時の対処法についても詳しく解説しているのでお困りになった時にぜひご覧ください。

9分で読める記事です

宝くじ当選は本当にバレるのか？噂と真実を解説

まずは、本当に宝くじは高額当選するとバレてしまうのかについて解説します。

周りやご近所の方にバレるかどうかはその方の行動次第…というのもありますが、そもそも税務署にはバレるのでしょうか？宝くじ当選が税務署に知られる場合や、税務調査が行われた時の対処法などについて詳しく紹介します。

宝くじ当選が税務署に知られることはある？

まず、宝くじの当せん金は非課税です。そのため、税務署に銀行側が通知するということはありません。

ですが、税務署の捜査能力はとてつもなく高く、日本の銀行を介したお金の動きはまず間違いなく察知されます。そのため、何の前触れもなくあなたの銀行口座にポンと数千万円〜数億円のお金が置かれていたら、何だこれは？となって税務調査が来る可能性があります。

税務調査に来られても悪いことはしていないので、次の項目で解説する「当せん証明書」を税務職員に見せれば納得してもらえます。また、「あの家、羽振りが良い。悪いことしてるんじゃ？」といった匿名通報が来る場合もありますが、そんな時も証明書を見せれば大丈夫です。

なお、宝くじの当せん金は非課税ですが、当せん金を第三者に分配したときは贈与税がかかりますし、子供に渡すと相続税がかかるので、税務署にバレます（重ねて言いますが、悪いことはしていないので大丈夫です）。

当選証明書とは？保管すべき理由も紹介

当せん証明書とは、みずほ銀行が発行する、宝くじに高額当せんしたことを証明する書類です。

みずほ銀行の本支店に行って、当せん者自身が住所・氏名・宝くじの種別・当せん金額を記入する「証明依頼書」を提出すると、支店名のところに支店印を押してくれます。

これを保管しておけば、近い将来にもし税務調査が入った場合でも、宝くじに当せんしたのでお金が増えました、ということを証明できます。もちろんネット購入の場合はネットの履歴から確認できるので、証明書をわざわざ発行する必要はありません。

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銀行から個人情報が漏れる可能性はある？

アメリカの宝くじだと小切手と一緒に当人の写真が大々的に宣伝されたりしますが、日本の宝くじの場合、銀行から当選者の個人情報が漏れるという心配はありません。

せいぜい「この回に当銀行から購入された方が1等当せんしました！」など宣伝されるかもしれませんが、少なくとも個人情報が流れることはありません。

銀行には一般的な企業より大変厳しい守秘義務があるので、職員が個人情報を第三者に漏らすのは法律違反です。そのため個人情報の漏洩を気にする必要はないでしょう。

宝くじが当たったらバレる原因5選｜意外と多い行動ミス

では、税務署ではなく、ご近所や周りの人にバレてしまうということはあるのでしょうか？

実は自分では大変注意して気をつけている場合でも、意外と以下のような行動をして宝くじの高額当選がバレることがあります。そこで、宝くじが当たったことがバレる原因と、対応策について解説します。

つい自分や家族が口を滑らせてしまう

まず、一番多いのは「つい口を滑らせてしまう」という行為です。

やっぱり嬉しいことは周りに伝えたいですよね。宝くじと直接言わなかった場合でも、上機嫌な理由を聞かれて「ちょっと良いことがあってね…」なんて言うと憶測を呼びます。はぐらかすのが怪しい、宝くじでも当たったんじゃないの！？なんてバレてしまうかもしれません。 飲み会だったり親しい間柄だったり、ついうっかり言ってしまうシチュエーションというのは、かなりあります。

また、自分は我慢していても、家族の誰かが口を滑らせることも。夫が職場で、妻がママ友に、子どもが学校で、つい言ってしまった…そんな「うっかり」には十分注意しましょう。「本当は1,000万円当たったけど50万ということにしよう」とグレードを下げるのも一つの手です。

金遣いの変化から周囲に勘づかれる

また、生活環境が変化するのも宝くじの高額当選がバレる原因の一つです。

例えば車を高級車に買い替えたり、ブランド品を身につけるようになったり、外食・旅行が増えたり… 元々お金の使い方が大胆な方ならともかく、今までは地味に生活していた人が急に目にみえる散財を行うと分かりやすく周囲に伝わります。

そもそも、宝くじに当たったからといって生活環境を一変させるのは、お金が尽きた時に生きていけなくなるのでやめたほうがいいですし、周りに高額当選が気付かれてしまう原因にもなるのでやめましょう。「言ってないのにバレた」場合、ほとんどは生活環境の変化が理由です。

急な退職で職場に不審がられる

宝くじ当たったから働かなくて良くなった！となり、急に退職するのもバレる理由の一つです。

前々から転職を考えていると周りに相談しているならともかく、家業を継ぐ理由もないまま急に退職すると「お金の状況に変化があった？」と不審に思われ、宝くじの当選がバレてしまいます。特に中高年の方が退職した場合、相当理由を聞かれるのは間違いないでしょう。

人間関係をリセットしても大丈夫なのであれば会社を辞めてすぐに引っ越せば良いですが、そうで無いのであればスムーズに退職できるような理由を考えておくと良いです。「貯金が出来たのでサイドFIREします」のような言い方でも良いですね、嘘はついていませんからね。

SNSや近所の噂話が広がる

また、最近ではSNSの投稿から噂話が広がると言ったことも多いようです。

例えば高級品を買ったことを報告したり、何とは言ってないけど「人生変わった！」なんて言ったり、インスタやTikTokの投稿で映ってた旅行の写真が海外だったり高級レストランだったりとか、それくらいのことでも「あれ？なんか金持ちだな」と詮索されてしまいます。

身内や友人だけに見せる鍵垢であっても、その情報を知人が別の人に話して、そこから噂が広まるというのは良くあることです。近所の噂話の主体にならないよう、とにかく目立たないように気をつけてSNSは利用しましょう。

宝くじ当選を周囲にバレないようにする具体的な対策

ここまで、宝くじの高額当選がバレる行動について解説しましたが、ここからは宝くじ当選を周囲にバレ無いようにするための対策について具体的に解説します。

バレないようにある程度質素に暮らしていくことは、周りに変な噂を立てられないのはもちろん、お金を使いたいという欲求を抑えることができるので一石二鳥！不自由なく持続可能な暮らしができるようになります。

宝くじの当選確認は人目のない場所で行う

まず、宝くじの当選確認については、人目のない場所で行いましょう。 チャンスセンターに持って行って「おめでとうございます、高額当選です！」と言われるのは嬉しいですが、たまたま近くを通った知人にバレてしまうかもしれません。特にジャンボ宝くじ売り場は人通りも多くバレやすいです。

自宅で当選番号が書かれた新聞を見たり、ネットで調べたりして、当選しているかどうか確認しましょう。また高額当選の場合、ネットで購入した際は登録した銀行口座にそのまま入金されますが、街中の宝くじ売り場で買ったという際はお近くのみずほ銀行に直接出向いてください。 これでバレるリスクは大幅に減ります。

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冷静になるまで家族に内緒にしておく

また、自分が冷静になるまでは、身内にも内緒にしておきましょう。配偶者はもとより、子どもには絶対に打ち明けてはいけません。どんな影響があるかを気にせずに学校で言ってしまう可能性が非常に高いです。

冷静になったら、夫婦の秘密として配偶者にだけ伝えるのがおすすめです。お子さんに伝える場合は、小学生のうちは控えたほうがよいでしょう。ある程度分別がついてから、または成年や高校卒業の頃にさりげなく伝えるのが無難です（その頃には気付いているかもしれませんが…）。

高額な買い物は時間を空けて分散して行う

宝くじが当たってからすぐに新車を買い替えたり、豪邸を建てたりすると、「最近羽振りが良いけど、何かあったのかな」と周りの人に思われてしまう可能性が高くなります。

そのため、一気に高額な買い物をするのは辞めましょう。まずは服を買って、ちょうど良い時期に車を買い替えて、そして最後にタワーマンションか新築の家に引っ越す。 じっくり1〜2年くらいかけて生活を整えていけば、そこまで違和感があるようには見えません。「出世されたのかな？」「副業の調子が良いのかな？」くらいに思われたら良いですね。

生活レベルを急に上げないよう注意する

また、生活レベルを急に上げすぎないと言うのも大事なポイントです。

例えば、急に18金のネックレスを付けて、ブランド品を買って、毎晩外食して、海外旅行して、スマホゲームで環境トップのキャラをSNSで自慢…なんてことがあると、やっぱり「何かおかしいな」と周りの人に勘付かれてしまいます。

普段通りの生活を行い、でも少しだけ贅沢する、くらいの水準で生活するのがおすすめです。

また、宝くじの高額当選は、実は将来不幸になる可能性が高いとも言われています。その一番の原因は「浪費」です。まだまだお金があると思って使い過ぎてしまい、気が付けば資産はすっからかん！でもこれまでの生活を手放すのも難しくて… といった問題が実際に起きます。

これは、「私はそんなことにはならない」と思っている人ほどなるそうです。そのため、生活レベルを急に上げすぎないと言うのは、周りにバレないのはもちろん、高額の当選金とうまく付き合っていくこともできて一石二鳥と言えるでしょう。

宝くじ当選がバレてしまったときの対応方法

ここまで対策しても、不用意な一言、SNSの発言などによって「宝くじ当たったんじゃないの？」とバレてしまうこともあります。そんな時には、「話をはぐらかす」「認めず、お金に関する相談は一切受け付けない」「専門家に相談する」といった対策を取るのがおすすめです。

続いて、宝くじの当選がバレてしまった時の対応方法について解説します。

否定も肯定もせずにあいまいに受け流す

まず、「最近調子良いけど、宝くじでも当たったの？」みたいな図星な質問が来たときは、肯定も否定も避けましょう。

観念して「実はそうなんですよ〜」と言えば話が瞬く間に広がりますし、お金に困ってる人が押し寄せます。かといって感情的に否定しても、当然怪しく見られます。なので、こう言う時はあいまいに受け流しましょう。

「あ〜宝くじ？別にそんなんじゃないよ〜貯金崩してるだけ！笑」「なんか主人が宝くじ買ったみたいな話はするんだけど、全然教えてくれないのよね〜」くらいにぼかして、さらなる追求を避けましょう。

「あの人最近羽振りが良い」については否定できませんが、宝くじ当たったことが知られると面倒ですからね。

たかりや借金の申し出は丁寧かつ断固拒否する

こういった曖昧な受け答えをしていても「あの家どうやら宝くじ高額当選したらしいよ」みたいな噂は立ってしまうこともあります。そうなると、寄付をお願いされたり、お金を貸してと言われたり、住民からのたかりに遭ったりといったことがあるかもしれません。

たかり行為は、完全に断固として拒否してください。口調は丁寧で良いですが、例えば「100万円しか当たってないし、車の頭金でもう使っちゃった」とか、「お金の管理は専門家に任せていて、一切触らないようにしてるんです」など、理由を作って全て門前払いしましょう。

1個でも認めたら、あいつには貸しただろ！と言われるので絶対やめた方が良いです。

資産を守るために専門家（FP・弁護士）に相談する

また、実際に専門家に相談すると言う手もあります。

例えばファイナンシャルプランナーに相談することで、見えにくい形で資産を持つ方法について紹介してもらうこともできます。投資信託、NISA、不動産などなど、資産の運用方法は様々。

特に株式投資だと、1億円を年利4%で運用したら年で400万円の利益になるので、不労所得で生活することもできます。このような形で物以外にお金を使う方法を紹介してもらいましょう。

また弁護士には、たかりに関する相談や、親族間の金銭トラブル、その他トラブルなどを相談して解決してもらうのがおすすめです。お金を持ったがために不幸にならないように、出来る予防はやっておきましょう。

宝くじ当選がバレたときに関するQ&A

最後に、宝くじの当選がバレた時に関するよくある質問について解説します。

まとめ｜当たったらバレるかどうかは自分の行動次第

宝くじの高額当選がバレるかどうかは、自分の行動次第によって変わります。

宝くじが当たったからといって銀行が個人情報を言うことはありませんし、税務署にも通知しません。ですが、あまりにも以前より生活水準が切り替わると、「宝くじでも当たったんじゃない？」と周りの人にバレてしまうことがあります。

そのため、出来るだけ目に見える贅沢は小出しにするようにしましょう。周りに気付かれないくらいの間隔でちょっとずつ生活レベルを上げていけば、宝くじの高額当選がバレずに済みますよ。

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今回の記事を書いた人

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