モンテカルロ法は勝てるのか?攻略法の使い方やメリットを解説!

モンテカルロ法とは?どんなゲームで使える?

「モンテカルロ法」とは、オンラインカジノのテーブルゲームで利用できる攻略法です。

ある一定の規則に従いベット額を上下させ、1セットを完結させることで利益を出すマネーシステムとなっています。
ルールが少々複雑で、メモなども活用することから初心者の方には敬遠されがちな攻略法ですが、手順自体はそこまで難しくなく、慣れればすぐに利用することができます。

このページでは、モンテカルロ法の詳しい手順、シミュレーション、メリット・デメリットなどについて解説します

勝率1/3(33%)で3倍配当のカジノゲームを選ぶ

勝率1/3(33%)で3倍配当のカジノゲームを選ぶ

モンテカルロ法は、基本的には当たると3倍の配当を獲得できるゲームで使われる攻略法です。そのため、最もメジャーなゲームとしてはルーレットの「ダズンベット」・「カラムベット」というエリアを使用します。

「ダズンベット」は1-12、13-24、25-36と12個ごとに区切られたエリアにベットする方法で、「カラムベット」はレイアウトの横一列(1,4,7…の列)の12個のグループにベットする方法です。

もちろん12個の数字にベットさえすれば良いので、1-6と31-36といった賭け方もできます。1回あたりの勝率はおよそ1/3となります。

勝率1/2(50%)で2倍配当のカジノゲームでも使える

勝率1/2(50%)で2倍配当のカジノゲームでも使える

モンテカルロ法では当たると2倍の配当を獲得できるゲームでも利用できます。この場合、ルーレットの赤/黒、バカラのプレイヤー、シックボーの大小、ドラゴンタイガーなど様々なテーブルゲームで使用できるため、ルーレットのダズン・カラムなんて賭けたことない…という方はこちらを利用してもOKです。

ただし、1セットが成功しても利益が出ない可能性がある、というデメリットがあります。詳細については下記「デメリット」で説明しています。

モンテカルロ法の賭け方

次に、モンテカルロ法の賭け方について説明します。仕組みが少し複雑なので、初心者の方はライブカジノなどで利用する前に、必ず無料プレイ等で実際にモンテカルロ法を利用してみて、使い方をマスターしてからリアルマネーをベットすることをおすすめします。

また、最初のうちはベットタイムの無い非ライブのルーレットなどを利用すると便利です。

さらに賭け方のレクチャーが完了した次の項目では、モンテカルロ法を実際に利用したシミュレーションについても記載しています。

どのようにベット額が動き、どれほどの損益が発生するのかについて確認できます。

モンテカルロ法のルール

モンテカルロ法は「数列」を用いてベット額を決定します。よほどの暗算のプロの方でもない限りは、必ずメモをご用意ください。

紙とペン、もしくはメモが可能なアプリなどを利用して、すぐにメモが取れるような体勢を作ってから利用しましょう。また、少し複雑なルールのため、ミスが起きないようにゆっくり手順を行ってください。

1ユニットの金額を決め、数列を記載する

1ユニットの金額を決め、数列を記載する

まず、ベット額となる「1ユニット」を決定します。

ただし、モンテカルロ法は最初の賭け金が「4ユニット」なので、他の攻略法と同じように1ユニットの金額を決めると高額ベットになりやすいためご注意ください。解説では「1ユニット=1ドル」として説明します。

まず、「1 2 3」と数列を書きます。メモの右側は空けておいてください。

この数列は一番左側を1ユニットとすれば良く、1ユニット=10ドルの場合は「10 20 30」と書けばOKです。

両端の数字を足した数からスタート

両端の数字を足した数からスタート

次にベットを行いますが、ベット額は常に「数列の左端と右端の合計」となります。そのため1回目のベットは1ドル+3ドル=4ドルでスタートします。

ここで、1回目で勝利した場合は3倍配当・2倍配当問わずモンテカルロ法は成功となります。

賭け金をリセットし、最初の数列「1 2 3」から次のセットを開始します。

負けた場合ベットした数を数列の右に追加、再度両端の数字を足してスタート

負けた場合ベットした数を数列の右に追加、再度両端の数字を足してスタート

負けてしまった場合、そのベット額の数字を数列の右端に記載します。

例.「1 2 3」の数列で4ドルベットを行い負けた場合→「1 2 3 4」

その後、もう一度ベットを行います。ここでもベット額は数列の左端と右端の合計なので、上記の例では1+4=5ドルとなります。これを続け、負けた場合は常にその時のベット額を数列の右端に追加します。

勝った場合、数列の両端の数字を消す

勝った場合、数列の両端の数字を消す

勝った場合、3倍配当のゲームと2倍配当のゲームで行う手順が異なります。

A.3倍配当の場合

数列の数字から、「両端2つの数字を消す」手順を行います。

例…「1 2 3 4 5 6」の数列で勝利した場合→「12 3 4 5 6

なお、数列が3個以下の場合は全ての数字を消します。

B.2倍配当の場合

数列の数字から、「両端1つの数字を消す」手順を行います。

例…「1 2 3 4 5 6」の数列で勝利した場合→「1 2 3 4 5 6

これを続け、勝利時は常に数列から数字を消していきます。

消す数字が無くなるか残り一つになると利益確定

消す数字が無くなるか残り一つになると利益確定

1ラウンドごとに、勝つと数列の数字を消し、負けると数列の数字に付け加えていきます。

これを続け、数字が全て無くなる、もしくは1個だけになった場合モンテカルロ法は成功となります。

3倍配当の場合は成功した際必ずプラスとなります。2倍配当の場合、数字が全て無くなっていると利益が確定しますが、1個残っている際は利益が出ない時があります。

モンテカルロ法が成功した場合は、数列を全てリセットし、最初の「1 2 3」からスタートします。

モンテカルロ法の実践シミュレーション

ここまでモンテカルロ法のルールを解説してきましたが、実際の使用例があまりピンと来ない方も多いのでは無いでしょうか? そこで、モンテカルロ法を実際に使用したシミュレーションの解説を行います。

今回は、ルーレットの1-12(ダズンベット)に1ユニット=1ドルとしてベットし、最初の4ゲームで4連敗、直後に2連勝した状態を考えます。

以下の表では賭け金や損益と共に数列の履歴についても記載しているので、モンテカルロ法を理解した!

という方は表をご覧になる前にぜひご自身で数列を作り、正しい数列になったかを確かめてみてください。

数列 賭け金 勝敗 損益
1・2・3 $4 負け -$4
1・2・3・4 $5 負け -$9
1・2・3・4・5 $6 負け -$15
1・2・3・4・5・6 $7 負け -$22
1・2・3・4・5・6・7 $8 負け -$30
1・2・3・4・5・6・7・8 $9 勝ち -$12
12・3・4・5・6・78 $9 勝ち +$6
1234・・5678

「1 2 3」から始まった数列は5連敗を経て8まで数列が伸びてしまいましたが、次の勝利で一気に1・2・7・ 8が消えたことで3・4・5・6のみが残る結果に。

続いても勝利を収め、無事全ての数列が消えて6ドルの利益を稼ぐことができました。

このシミュレーションの解説としては、モンテカルロ法は連敗時にそこまでベット額が上がらないこと、また1ユニット=1ドルと他の攻略法と変わらないのに大きな利益が出ていることがメリットと言えます。

ただし、これくらいの数列なら覚えられる方も多いと思いますが、長期戦になりどの数字が増えて消えているのかが分からなくなるとベットにもミスが出てしまうので、やはりメモは必須級と言えます。

モンテカルロ法の戦略と実践

ここまでの解説で、数列が消えてしまうか、1つだけ残れば成功(クリア)ということをご理解いただけたと思います。

では本格的に実践するにはどうするのかを解説します。

1.まずはクリアする回数を決定し達成するまで続けます。今回は5回クリアを目標とし達成を目指します。

2.軍資金の上限を$100とし、無くなったり不足する場合はゲームオーバーとします。

※掛け金が膨れ上がりクリアが難しくなった場合、一旦、損切りを行い負け額を確定させ、最初からやり直します。その際、もう一度軍資金の上限を決めておきます。

「Red Tiger’s Roulette」のダース賭け(3倍)で実践しました。下の表が実践の記録です。

※下の表はスライドして見ることが出来ます

回数 数列 ベット額 勝敗 勝金(利益) 残金
1 1・2・3 4 -4 96
2 1・2・3・4 5 -5 91
3 12・3・45(クリア) 6 18(+12) 103
4 1・2・3 4 -4 99
5 1・2・3・4 5 -5 94
6 1・2・3・4・5 6 -6 88
7 1・2・3・4・5・6 7 -7 81
8 12・3・4・5・67 8 24(+16) 97
9 345(クリア) 8 24(+16) 113
10 123(クリア) 4 12(+8) 121
11 123(クリア) 4 12(+8) 129
12 1・2・3 4 -4 125
13 1・2・3・4 5 -5 120
14 1・2・3・4・5 6 -6 114
15 12・3・4・56 7 21(+14) 128
16 3・4 7 -7 121
17 3・4・7 10 -10 111
18 34710(クリア) 13 39(+26) 137

18回のプレイで、無事に5回クリアを達成しました。プレイした時間は20分程度です。

軍資金は$100から$137へ増えました。

モンテカルロ法を使うメリットとは

モンテカルロ法は運用が少し難しいものの、物にできれば「オンラインカジノを攻略している」という印象が強く、自信を持ってテーブルゲームをプレイできるようになります。

その他にも、モンテカルロ法はメリット・デメリット共にバランスが取れており、愛好者が多いベッティングシステムです。

次の項目では、モンテカルロ法を使用する際のメリットについて、他の攻略法との違いも含めて解説します。

ベット額の高騰を抑えてコツコツ勝負できる

ベット額の高騰を抑えてコツコツ勝負できる

負けた時にベット額を2倍にするマーチンゲール法、前回・前々回のベット額を足していくココモ法などと異なり、モンテカルロ法は連敗が続いてもベット額が大きく増えません。

極端な例として、1ユニット=1ドルでスタートしてすぐに20連敗しても204ドルのベットで済みます。ココモ法なら約1万ドル、マーチンなら200万ドル以上必要です。

ベット額がすぐに上がらないことからコツコツ利益を獲得でき、心理的なプレッシャーが低いのがモンテカルロ法のメリットと言えます。守備力に重きを置いた攻略法としては大きな利点と言えます。

資金が少なくても利用可能

資金の多さが守備力の高さに直結するマーチン・ココモ法とは異なり、モンテカルロ法は資金が少なくとも運用することができます。

負けた時のベット額の上昇幅が抑えられており、勝ち負けを繰り返しながら全体で利益を獲得することを目指す攻略法であるモンテカルロ法は、資金がショートする可能性が低く、その分突発的な連敗に遭遇してもある程度対応できます。

守備型のマネーシステムは、どうしても負けた時にベット額を引き上げる必要があるため、資金が少なくても利用できる点は非常に大きなメリットと言えるでしょう。

勝った場合の利益が大きい

守備力に重きを置いた攻略法は、どうしても勝利時の利益が少なくなりがちですが、モンテカルロ法は1ユニットを設定しても、最初の賭け金は「4ユニット」となります。

そのため、1ユニット=1ドルの場合も最初に勝利できれば2倍配当の場合4ドル・3倍配当の場合8ドルの利益を獲得できます。連勝してもあまり嬉しくない守備型攻略法でも、これだけの利益を獲得できるなら実用的と言えるのでは無いでしょうか。

このように、モンテカルロ法は「勝率を引き上げる」かつ「大きな利益が狙える」攻略法であり、どのようなプレイヤーでも利用しやすいマネーシステムと言えるでしょう。

モンテカルロ法を使うデメリットとは

これまでの解説で、モンテカルロ法は勝率を上げたいプレイヤーにも利益を重視したいプレイヤーにも有用な攻略法であることを説明しました。

もちろん、全てにおいて完璧な攻略法は存在しない(全ての攻略法は期待値を左右しない)ので、モンテカルロ法にもデメリットが存在します。

次の項目では、モンテカルロ法のデメリットの説明、そしてデメリットの対策について解説を行います。

数列を記述するため、少し面倒

数列を記述するため、少し面倒

まず、モンテカルロ法が初心者の方に敬遠される一番のデメリットが、「面倒そう」ということでは無いでしょうか?

確かにモンテカルロ法は数列を利用してベット額を上げ下げするベッティングシステムであり、ベット額を2倍にするだけのマーチン・パーレーなどに比べると手順が多く、ミスもしやすい攻略法です。

そのため、慣れるまでは無料プレイを利用したり、ベットの制限時間がないテーブルゲームのルーレットを利用するのがおすすめです。また、暗算ではなく、常にメモを使って数列を管理しましょう。

勝ち負けを繰り返すとベット額が増大する

数列 賭け金 勝敗
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10 $11 勝ち
3・4・5・6・7・8 $11 負け
3・4・5・6・7・8・11 $14 勝ち
5・6・7 $12 負け
5・6・7・12 $17

勝ち負けを繰り返し、中々数列が減ってくれないと、負けた時にベット額が高騰します。これは例をご覧になる方が分かりやすいです。

例えば、3倍配当のゲームで「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10」という数列になった後、勝利したとします。

この場合、次の数列は「3 4 5 6 7 8」で、11ドルをベットすることになります。負けると「3 4 5 6 7 8 11」になります。

次に勝利した場合は「5 6 7」になり、負けると「5 6 7 12」となります。

このように、勝利した時に数列の左端が消えていくので、勝ち負けを繰り返すとベット額が上昇してしまうことにご注意ください。

長期戦になりやすい

モンテカルロ法は守備力に特化した攻略法ですが、同じ守備型のマーチンゲール法やココモ法が1回の勝利で必ず1セットを終了できるのに対し、モンテカルロ法は連敗が続くと数列が増えていくので、その分長期戦になりやすいという特徴があります。

3倍配当の場合は3回目まで、2倍配当の場合は初回で勝たない限り2回以上の勝利が必要となり、その分利益が増えていくのが遅いという性質があります。

コツコツと腰を据えて利益を目指すプレイヤーにはおすすめですが、手っ取り早く利益を出したい場合は他の攻略法をご利用ください。

2倍配当の場合は対策が必要

以前の項目で簡単な説明を行いましたが、2倍配当を利用した場合は、数列が1個以下になって1セットが完了した場合でも、利益が出ない場合があります。

どうしても利益を出したい場合は、残った数字を分割し、2個として扱うのも方法の一つです。例えば「5」が残った場合「2」「3」に分けて、モンテカルロ法を継続する、といった手段も考えられます。

ただし、大きなマイナスになることは無いので、そのまま続行しても全く問題はありません。

モンテカルロ法のあれこれ

最後に、モンテカルロ法についての豆知識について解説します。

モンテカルロ法は元々ランドカジノ(海外の店舗型カジノ)で開発された攻略法であり、様々な伝説を持っているマネーシステムです。今回は、モンテカルロ法の伝説の一つについて解説します。

モンテカルロ法の由来は潰れたカジノ名?

「モンテカルロ」とは、ヨーロッパの小国・モナコ公国のカジノが遊べるエリアです。

一説には、この攻略法を利用した集団がルーレットなどで大金を稼ぎ、そのカジノを潰してしまった… と言われており、その伝説をとって「モンテカルロ法」と言われています。

流石に1つの集団が攻略法を利用するくらいでカジノが潰れる…といったことは考えられず信憑性は薄いですが、それほどカジノ愛好家の間では有用とされている攻略法と言えるでしょう。

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上の人(uenohito)

今回の記事を書いた人

こんにちは。ウエノヒトシと申します。皆からは「上の人」と呼ばれています。 ネットカジノJPの管理・運営全般を担当していて、サイト全体の更新とか、情報の発信が主なお仕事ですね。 ギャンブル歴は38年、オンカジ歴は7年です。 必勝法の研究にも日々取り組んでおり、いつの日か勝率100%の必勝法をご紹介できればと思います。