ダランベール法(ピラミッド法) ネットカジノ攻略法

ダランベール法(ピラミッド法)とは?
「ダランベール法(ピラミッド法)」とは、オンラインカジノのルーレットやバカラといったテーブルゲーム・ライブカジノで利用できる攻略法です。
様々なゲームで利用できるため使いやすく、また手順が簡単なこと、勝率が高くなる戦略であることなどから、初心者からベテランのプレイヤーまで人気の高いマネーシステムとなっています。
また、一説には18世紀フランスの数学者であるジャン・ル・ロン・ダランベールが考案したことから「ダランベール法」と呼ばれています。このページでは、「ダランベール法(ピラミッド法)」の使い方、メリット・デメリット、実際に使用した際のシミュレーションなどについて詳しく説明します。
2倍配当のゲームで使える

ダランベール法(ピラミッド法)は、当たると2倍の配当が獲得できるゲームを利用する戦略です。
そのため、ルーレットでは赤・黒や奇数・偶数、バカラではプレイヤー、シックボーでは大小など、勝率が約50%で2倍配当になるベットエリアを選択しましょう。
それ以外にも、『モノポリーライブ』の「1」に賭けたり、『100 bit dice』で緑か青の陣営の配当を2倍にする、といった方法が考えられます。
「フレンチルーレット」など、負けた時の一部で1倍未満の配当が返ってくるゲームは、そのゲームを「負け」として扱いましょう。
利益を守りながらできる防御型攻略法
ダランベール法(ピラミッド法)は、コツコツと利益を積んでいき、その利益を守りながらプレイを行う攻略法です。そのため、勝率が高く例え負け越してもプラスになることが期待できます。
また、大きな連敗を喫してもベット額が急激には上がらないので、全てを失う可能性があるマーチンゲールやココモ法などよりもリスクは限定的と言えるでしょう。
ただし、連勝時の利益はそこまで増えない仕組みとなっているため、利益の大きさを第一に考えている方は別の攻略法をおすすめします。
ダランベール法(ピラミッド法)の賭け方
次の項目ではダランベール法(ピラミッド法)の賭け方について詳しく解説します。ベット方法の難易度は高くないので、初心者の方も簡単に使える攻略法と言えます。
また、賭け方の説明の後に実際にダランベール法(ピラミッド法)を利用したシミュレーションも記載しているので、実際のベット額や損益の動きについて確かめることができます。
スタート金額や賭け方のバリエーションについては幅があるので、ご自身のプレイスタイルで自由に決めることができます。
ダランベール法(ピラミッド法)のルール・やり方

ダランベール法(ピラミッド法)は、勝敗に応じて賭け金を1単位分上げ下げする攻略法です。連敗時や連勝時にベット額がピラミッド式に上下することから「ピラミッド法」とも呼ばれています。
①まず、「1ユニット」と「最初のユニット数」を決めます。1ユニットの金額がベット額に直結するので、初心者の方はユニットあたりの金額を少なくしてプレイするのがおすすめです。オススメの設定金額は、
「1ユニット=1ドル」、「最初の賭け金は5ユニット(5ドル)」です。
以降の説明や図もこの設定で解説しています。
②ルーレットの赤黒など、勝つと2倍の配当が獲得できるゲームに5ドルをベットします。
③勝利した場合は、「1ユニット分」の金額を減らして次の勝負を行います。前の勝負が5ドルの場合、1ドル減って、4ドルをベットします。
④敗北した場合は、「1ユニット分」の金額を増やして次の勝負を行います。前の勝負が5ドルの場合、1ドル増えて、6ドルをベットします。
⑤これを続け、これ以上ベット額が減らせないという状況になればダランベール法(ピラミッド法)は成功です。また、ある程度利益が出ていればその時点で勝利を確定しても良いでしょう。損切りラインは特に決められていませんが、10ユニット以上のベット額になった場合は損切りも視野に入れて良いでしょう。
スタート単位・増減単位を決める

ダランベール法(ピラミッド法)は、スタート金額や1回ごとの金額の増減を変更でき、利益の幅も変わります。
例えば「1ユニット=5ドル、最初の賭け金5ユニット(25ドル)」だと上記の説明の5倍の金額が動きます。そのため、プレイスタイルに応じて決めるのが良いでしょう。
ただし、1ユニットの金額に対して初回のベット額が高すぎると、ダランベール法(ピラミッド法)が成功しにくいといった問題が発生するため、ベット額を上げたい場合はユニットの金額を上げ、最初の賭け金は5〜7ユニットにするのがおすすめです。
ダランベール法(ピラミッド法)の実践シュミレーション
ここで、ダランベール法(ピラミッド法)を実際に利用したシミュレーションについて解説します。
今回は、フレンチルーレットの「黒」にベットを行い、1戦目は勝利、2〜4戦目は敗北(3連敗)、5〜8戦目は勝利(4連勝)した場合を考えます。
1ユニット(1回あたりの賭け金の増減)は1ドル、最初の賭け金は5ユニット、つまり5ドルです。
ゲーム回数 | ベット額 | 勝敗 | 収支 |
---|---|---|---|
1 | $5 | 勝ち | +$5 |
2 | $4 | 負け | +$1 |
3 | $5 | 負け | -$4 |
4 | $6 | 負け | -$10 |
5 | $7 | 勝ち | -$3 |
6 | $6 | 勝ち | +$3 |
7 | $5 | 勝ち | +$8 |
8 | $4 | 勝ち | +$12 |
損益を見てみると、4戦目までで10ドルのマイナスだったものが、8戦目までの4連勝で12ドルのプラスまで持っていくことができました。
ダランベール法(ピラミッド法)の特徴は、「連敗からの連勝」で大きな利益を得ることができます。理由としては、連敗時にベット額が上がり、その後連勝で下がっていくので、連敗と連勝のベット額については1勝1敗で相殺されるものの、最もベット額の高い勝負については相殺されないため(シミュレーションでは5戦目)、その1戦で大きな利益を獲得できる、ということになります。
また、連敗が続いても大きくベット額が上がらないことからリスクが少なく、また勝利時+1ドル・敗北時-1ドルと勝負の動きが分かりやすいため、初心者の方も扱いやすい攻略法となっています。
ダランベール法(ピラミッド法)を使うメリットとは
負け越してもプラス収支になることがある
ゲーム回数 | ベット額 | 勝敗 | 収支 |
---|---|---|---|
1 | $1 | 負け | -$1 |
2 | $4 | 勝ち | +$3 |
3 | $1 | 負け | +$2 |
4 | $4 | 勝ち | +$6 |
5 | $1 | 負け | +$5 |
6 | $4 | 勝ち | +$9 |
7 | $1 | 負け | +$8 |
8 | $4 | 勝ち | +$12 |
9 | $1 | 負け | +$11 |
10 | $4 | 負け | +$7 |
上記の表は、1ユニット=3ドル、最初の賭け金1ドルで開始した際の損益の推移です。勝敗数は4勝6敗ですが、プラス収支であることが分かります。
ダランベール法(ピラミッド法)は、負けた時にベット額を増やすというシステムのため、守備力が高い攻略法です。
負け越した場合でも、ヤメるタイミングによってはプラスになることがあります。
ダランベール法(ピラミッド法)を使うデメリットとは
連勝を続けても資金の増え方がかなり緩やか

ダランベール法(ピラミッド法)では、負けるたびにベット額が増えていく防御型の攻略法であり、勝利するたびにベット額が減っていきます。
そのため、連勝を続けてもその分賭け金が減るので、大幅な利益は見込めない、というデメリットがあります。
そのため、ある程度連勝が続いてベット額が減った場合は一旦その時点でセットを終了し、賭け金をリセットして新しくダランベール法(ピラミッド法)をスタートさせるのがおすすめです。
五分五分の勝率でもマイナス収支になる場合がある
ゲーム回数 | ベット額 | 勝敗 | 収支 |
---|---|---|---|
1 | $1 | 勝ち | +$1 |
2 | $1 | 勝ち | +$2 |
3 | $1 | 勝ち | +$3 |
4 | $1 | 勝ち | +$4 |
5 | $1 | 勝ち | +$5 |
6 | $1 | 負け | +$4 |
7 | $2 | 負け | +$2 |
8 | $3 | 負け | -$1 |
9 | $4 | 負け | -$5 |
10 | $5 | 負け | -$10 |
ダランベール法(ピラミッド法)では、連勝時に賭け金が小さくなる性質があるため、連勝後連敗してしまうとその分マイナス収支になってしまうことから、勝率が50%以上の場合でも損失が出てしまう場合があります。
そのセットで利益を確実に取るためには、連敗しても攻略法を続け、ベット額が下がるまで勝負し続ける必要があります。
ただし、大幅に損失が発生している場合は、損切りを行う方がそれ以上のマイナスを起こさないためお勧めです。
ダランベール法(ピラミッド法)のまとめ
ダランベール法(ピラミッド法)は、テーブルゲーム・ライブカジノで利用できる攻略法で、負けた時にベット額を増やし勝った時に減らすというシンプルな手順、また連敗が続いてもあまり大きなベット額にならないという性質から初心者の方でも利用しやすいマネーシステムです。
特に連敗後の連勝は大きく利益を伸ばすチャンスとなっており、ピンチこそチャンスが巡って来やすいべッティングシステムとして愛好家が多い戦略となっています。