スロットの換金率をわかりやすく解説!早見表&計算方法・損しないコツを解説!

スロット(パチスロ)で出たメダルを特殊景品に交換するときに、「5000枚を交換したのに、8万9000円にしかならない…」といった経験はありませんか?

スロットのメダルは、1枚20円で払い出されるものですが、1枚20円では買い取ってくれないお店があります。この

買い取ってくれるレートのことを「換金率」と言います。

ここでは換金率の基本的な知識から計算方法、換金率で損をしないためのコツについて、初心者の方にも分かりやすく解説します。

9分で読める記事です

スロットメダルの換金率と1枚あたりの価値の早見表

まず最初に、換金率とは何か?について簡単に解説します。

基本的にスロットは、1枚=20円(1000円で50枚)で遊ぶことができます。46〜47枚のお店もあると思いますが、基本として50枚1,000円です。

なので、メダルを景品に交換する時も1枚=20円になるはず…と思ったら、そういうわけではありません。50枚=1,000円で交換してくれるお店もあるのですが、その都道府県のルールやお店のルールによって、

1,000円を交換するのに50枚以上のメダルが必要になる場合があるんです。つまり、換金手数料のようなものと考えると良いでしょう。

スロットメダルの換金率はお店によって異なりますが、最初に換金率によるメダル1枚の価値について表で確認してみましょう。例えば東京は56枚交換であることが多いので、交換する際のメダル1枚の価値は約17.86円になります。

1000円交換枚数 メダル1枚価値 換金額
等価交換(50枚) 20円 1000円
51枚 19.61円 約980円
52枚 19.23円 約960円
53枚 18.87円 約943円
54枚 18.52円 約925円
55枚 18.18円 約910円
56枚 17.86円 約890円
57枚 17.54円 約877円

スロットの換金率の基礎知識

スロットの換金率の基礎知識

「なんでメダルの換金に手数料が必要なんだ!パチ屋は儲けることしか考えてない!」といったような批判をする方もいます。まぁ半分は正しいんですが(笑)、もう半分はより設定を多く入れるためです。

換金率があるお店では、その分お店の利益に余裕があるので、

特日や旧イベント日などに高設定を入れやすいというメリットがあります。そのため、換金率が決まっているお店の方が、設定に期待しやすいんですね。

続いての項目では、スロットの換金率に関する用語や基礎知識について分かりやすく解説します。

換金率と交換率の違い

交換率と換金率の違いは、「交換率は店が使う言葉、換金率はユーザーが使う言葉」というだけで、基本的には同じことを指していると思ってください。

お店はあくまでメダルを景品に交換しているだけで、換金しているわけではありません。金景品を買い取ってもらうのはあくまでもユーザーさんの自由意志。実際東京の店舗だと、金景品の値上がりを狙って景品を持ち帰っている人もいるわけなので、お店は換金に一切関わっていないということを覚えておきましょう。

「等価交換」「非等価交換」とは?

「等価交換」とは、1,000円を交換するときにメダルが50枚必要である、という意味です。つまり換金するときに、買った時と等価のレートで交換してくれるお店、という意味になります。

続いて「非等価交換」とは、1,000円の交換の際、メダルが51枚以上必要である、という意味になります。このようなお店を「非等価店」、等価店と比べた時の景品金額の差のことを「換金ギャップ」と言います。

「スーパー等価」とは何か?

一般的な等価交換のお店は、1,000円=50枚で貸し出し、換金時も1,000円=50枚のお店でした。

「スーパー等価」とは、1,000円=46枚、47枚といった運用をしているお店で、換金時も1,000円=46枚、47枚とノーギャップで交換してくれるお店のことを指します。

スーパー等価のお店はその分、実質的なメダルの価値が普通の等価交換店より高くなります。そのため高設定をツモったときにより利益が増える、ハイエナする際の時給も高くなる、というメリットがあります。

スロット換金率の計算方法とコツ

続いて、実際に非等価のお店でスロットを打つ際に、「今持ってるメダルでどれくらいのお金になるのか」という計算方法について解説します。

また、初見のお店では(掲示板などに書かれているかもしれませんが)どのレートで交換してくれるのかが分からないので、換金レートを推測する方法についても解説します。

換金額の計算式|枚数 × 換金単価で計算しよう

スロットの換金額は「出玉枚数 × 換金単価」で求められます。

例えば先ほどの表で言えば、1,000枚のメダルを持っていて等価のお店だったら、1,000×20=20,000円が換金額です。 しかしこれが56枚交換のお店だったら、

1,000×17.86=17,860円となります。

多くのホールでは500円単位で換金されるので、17,500円のみ換金され、あまりは一般景品と交換です。

余りメダルと端数処理の仕組みを知ろう

余りメダルと端数処理の仕組みを知ろう

お店がメダルを景品と交換する際、一定金額以下のメダルについては特殊景品と交換することができません。これを「端玉」と言い、端玉はお菓子や日用品などの一般景品に交換することになります。

端玉は多くのホールで500円以下の景品に対して適用されるため、せっかくなら全部特殊景品に交換したいですよね。そういう時は、端玉が出ないように持ちメダルを調整しましょう。

※以下の内容はいずれも、特殊景品の最低金額が500円のお店における計算方法です。

例えば1,000円=46枚のスーパー等価店の場合、持ちメダルが「23」の倍数であれば端玉は出ません。
続いて1,000円=50円の等価店なら「25」の倍数。
1,000円=46枚、52枚交換のお店なら「26」の倍数。
1,000円=50枚、56枚交換のお店なら「28」の倍数なら端数は出ないです。
今どれくらい端数があるのかは、持ちメダルを上記の倍数で割ることで求められます。ただし、普通の計算アプリでは「あまり」が出ないので、小数点以下の数字が小さいほど端数が少ない、大きいほど端数が多いと考えましょう。
例えば1,000円=50枚、56枚交換のお店における持ちメダルを考えてみましょう。
持ちメダルが839枚なら、 839 ÷ 28 = 29.964… →小数点以下が非常に大きいので、端玉がたくさん出ます。
840枚なら、 840 ÷ 28 = 30 →小数点が0なので、端玉も0です。
841枚なら、 841 ÷ 28 = 30.035… →小数点以下の数字がかなり小さく、端玉も少ないです。

なので、あと何枚使えば端玉がピッタリ0になるのかが分かります。

余ったメダルはジャグラーにでも吸わせて、もし当たったら御の字。ハズレでも金景品で損をすることはありません。

1枚あたりの換金単価を知る簡単な方法

パチンコホールでは、換金率がいくらですと掲示することを禁じられています。なので、ホールの換金単価を知るには、景品カウンターでの景品とメダル枚数を観察すると分かりやすいです。

例えば1,000円=50枚のお店でメダルを60枚持っていき、500円景品が2個+端玉10枚だったら50枚交換。500円景品2個+端玉4枚だったら56枚交換となります。

このように少しだけ換金をすることで、事前に換金単価を知ることができます。

等価と非等価の換金シミュレーション

等価と非等価の換金シミュレーション

等価と非等価では、換金額にどれくらいの差があるのかみてみましょう。

枚数 50枚交換(500円未満切捨) 56枚交換
1,000枚 20,000円 17,500円
2,000枚 40,000円 35,500円
5,000枚 100,000円 89,000円
10,000枚 200,000円 178,500円

つまり、万枚を出すと2万円以上の差がつくことになります。

そのため非等価で立ち回る場合は、貯メダルを中心にして現金投資を避けること、設定推測の練度を上げて高設定に座れるようになることが非常に大事と言えるでしょう。

頭で素早く換金額を出すコツ

頭で素早く換金額を出すコツ

換金単価を知っている状態で、頭で素早く換金額を出す方法をざっくり解説します。

まず、こちらを大体で良いので覚えてください。

等価のお店なら、「メダル1,000枚で2万円、500枚で1万円」
55〜56枚交換のお店なら、「メダル1,000枚で1.8万円、500枚で9000円」
60枚交換のお店なら、「メダル1,000枚で1.6万円、500枚で8000円」

あとはそのまま計算するだけ!

例えば等価で3,500枚持ってたら、3,000枚だから6万、あとの500枚が1万、合計で7万円!

56枚交換で1,900枚持ってたら、2,000枚よりちょい少ないから、3.6万円よりちょっと減って34,000円!

これでざっくり計算できます。

都道府県別スロットの換金率

都道府県別のスロット換金率についてまとめています。等価交換が許されている地域は上の10県だけで、他の地域は等価交換自体がNGとなっているためご注意ください。

また、一般的な交換率を表したものであり、ホールによっても交換率が異なる場合がありますので、必ず事前に確認しておくことをおすすめします。

都道府県 スロットの交換率
群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・石川県・鳥取県・岡山県・熊本県・三重県・島根県 5.0枚(等価交換)
福井県・山梨県・宮城県 5.2枚
茨城県・栃木県・岐阜県・静岡県・愛知県・和歌山県・広島県・香川県・福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県・鹿児島県 5.5枚
北海道・青森県・岩手県・秋田県・山形県・福島県・東京都・新潟県・富山県・滋賀県・京都府・大阪府・奈良県・山口県・徳島県・沖縄県 5.6枚
兵庫県・愛媛県・高知県 ホールによってバラバラ

※非等価地域はホールにより異なる

等価交換地域での立ち回りのアドバイス

等価交換の地域に関しては、非等価より設定状況が厳しい場合が多いです。ですが

旧イベント日や雑誌取材日などの特日はある程度出すお店が多いので、その日を狙って行きましょう。

特に埼玉・千葉・神奈川といった都心地域はライバル店も多く、メリハリを持った設定配分になっている場合が多いです。ただ通常日の設定はかなり低いので、店を切り替えながら立ち回りましょう。

非等価交換地域での立ち回りのアドバイス

非等価地域は、等価よりも高設定が設置されることが多いです。なので、

朝一に高設定をツモるのが王道にして頂点の立ち回り方です。

ただし、現金投資は割を大きく下げるのでおすすめしません。より良いホールを数個見つけて、基本的にはそのお店を軸に貯玉での立ち回りを行うと良いでしょう。また、ハイエナを狙う場合も等価より期待値が下がるため注意が必要です。

まとめ:スロット換金率を理解して勝率を上げよう

スロットの換金率は、ユーザーによっては等価の方が良いように見えます。ただ、非等価の場合も等価に比べて高設定を入れられる頻度が高くなるので、立ち回り方によっては等価よりプラスになりやすいとも言えるでしょう。

もちろん等価で万枚を取れれば20万円が丸々手に入るので、そのロマンも嬉しいポイント。等価でも非等価でも最適な立ち回りで、ガンガンお金を稼ぎましょう!

スロットの換金率のよくある質問

最後に、スロットの換金率に関するよくある質問について解説します。

等価のホールを選ぶべき?非等価を活かす?

等価ホールにも非等価ホールにも、メリットとデメリットがあります。等価ホールはメダルの価値が目減りしない分高設定の可能性が低い、非等価ホールの場合高設定の配分は増えるがメダルの価値が低い、ということです。

なので、結局はそのホールがどれくらいの設定配分なのか、そしてお客さんのレベルがどれくらいなのか、という点が一番重要になります。そのためにはお店をきちんと観察する必要があるので、等価の方が良い、非等価の方が良い、と一概には言えません。

46枚貸し・52枚交換とはどういうこと?

46枚貸し・52枚交換とは、交換率5.6枚の地域でよく行われている換金方法です。1,000円=46枚でメダルを貸し出して、交換枚数は1,000円=52枚と計算します。

1,000円=50枚の時に56枚交換をしている時と比較しても、換金ギャップは1,000円につき6枚なので基本的には変わっていないと言えます。

むしろ、1枚のメダルの価値が上がっているので、高設定を掴んだ時やハイエナを行った時の期待値はより高くなっていると言えるでしょう。

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今回の記事を書いた人

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