スロットATとは?初心者にもわかりやすく仕組みや特徴を解説!

パチスロの攻略サイトを見ていると、「AT」という言葉をよく目にしますよね。

ですが、「そもそもATって何のこと?ジャグラーのボーナスとは違うの?」「ATはどうやって当てるの?」といった疑問をお持ちの方も多いかも知れません。

そこで、このページではパチスロのATについて、初心者の方でも分かりやすいように詳しく解説します。

スロットATとは?

ジャグラーで万枚を出す可能性は低い!その理由は

まず、パチスロの「AT」について簡単に説明します。パチスロは、メダルが減る時間(通常時)と、メダルを増やす時間がありますよね。ATは「メダルを増やす時間」の種類の一つです。どのようにメダルを増やしていくのかについて解説します。

ATは「アシストタイム」の略|どんな機能?

パチスロのATとは、「アシストタイム」の略称です。

何をアシストしてくれるのかというと、小役を揃えることです。簡単に言うと、ATに突入することで小役が簡単に揃うようになるので、メダルが増えやすくなります。

そのため、ATのゲーム数を増やしていき、よりメダルが増える時間を長くしていくことで、AT機で勝つことができるのです。

押し順ナビで6通りのボタン操作をサポート

パチスロには、出現するとメダルがもらえる小役がありますよね。

その中でも一番スタンダードな小役といえば「ベル」です。

ベルには「共通ベル」と「押し順ベル」というのがあるのですが、そのうち前者は絶対に揃うベル。後者の「押し順ベル」は、ボタンを押す順番が正しくないと揃わないベルなんです。

なので、例えば「右→中→左」とボタンを押せばメダルが貰える押し順ベルが成立しても、「左→中→右」と押すとメダルが貰えなくなってしまいます。通常時はこの押し順ベルの押す順番を機械が教えてくれないのですが、ATに突入すれば押し順ベル台が教えてくれるので、順番通りに押すだけでガンガンメダルを増やすことができます。

特に6号機においては、AT1ゲームで純増が7枚を超えるような機種も多数登場しており、AT1回で1万枚を超えるような大爆発を見せることも珍しくなくなってきました。

ドカンと一発に期待するなら、現在のホールでは「AT一択」と呼ばれるようになっています。

ART機との違いは?ゲーム数上乗せの有無もポイント

「ART」は「アシストリプレイタイム」のことで、先ほど説明した「AT」に加え、「RT(リプレイタイム)」の機能も追加された機種を指します。

リプレイタイムとは、リプレイの確率を上げる時間のことです。RTに入るとリプレイ(再遊技)の確率が上がり、ハズレがほとんど出現しなくなるためよりメダルを増やしやすくなります。

なお、ART機は「型式試験」と呼ばれるパチスロ機を世に出すための試験の内容が非常に厳しいため、6号機ではほとんど作られていません。

Aタイプとの違い|擬似ボーナスとの関係性も解説

「Aタイプ」とは、純粋なボーナスだけが搭載されている機種のことです。

例えばジャグラーの場合、ビッグが当たると約250枚のメダルを獲得して、そのまま通常時に戻ります。これは、押し順ベルをアシストしてメダルを増やすのではなく、1ゲームごとに必ず役が揃い、メダルを増やすことができます。

このように、ATやRTではなく、小役の確率自体が変化してメダルが増えるボーナスが搭載された機種を「Aタイプ」と言います。ただし、「A+AT」のように、ボーナスとATが両方搭載された機種もあります。

スロットATに突入する5つのパターンとは?

続いて、どんなタイミングでATに入るのか、突入方法について解説します。

CZ(チャンスゾーン)成功による突入

一番王道のAT突入方法といえば「チャンスゾーン(CZ)」を成功させることです。

通常時に小役を揃えるなどにより抽選を受け、当選すればチャンスゾーンに突入します。

チャンスゾーンの内容はそれぞれのパチスロで異なり、例えば「10ゲーム以内に小役を揃えて抽選」だったり「7を逆押しで揃えれば当選」「1ゲーム目の成立役で抽選、レア役なら当確」など様々です。

また、台の中でも複数のCZが用意されていることもあります。

規定ゲーム数到達で天井からのAT突入

また、ほとんどのAT機では「規定ゲーム数に到達するとATに突入」と決められています。

これを「天井」と言います。天井が浅いほどすぐ当たってくれる分ATが弱いことが多く、天井が深い(1000G以上)場合はかなり強力なATに期待できます。

また、天井とは別にATが当たりやすいゲーム数が決められていることもあり、これを「ゾーン」と言います。

レア役・確定役による直撃ATの可能性

ATはチャンスゾーン経由で当たることが多いですが、強レア役(強チェリー、チャンス目など)を引いた時の抽選や、確定役で当選することもあります。これを「直撃AT」と言います。

特に直撃ATの出現率に設定差が大きく関わっていることが多く、ある機種だと設定1の直撃ATが5万分の1、設定6だと2000分の1といった確率に設定されていることも。

そのため直撃ATは引くだけでも嬉しいですし、高設定に期待できます。

ボーナス経由でAT突入する仕組み

ボーナスが搭載されている機種の場合、通常時にボーナスに当選してから、そのボーナス消化時にも抽選を行っています。

例えば、ボーナス中は「7を狙え!」と言うカットインが表示されることがあり、無事7を揃えることができればAT突入!といった形でATを抽選することが多いです。

また、ボーナス中の小役でもATを抽選しており、強小役を引いた場合はかなりの確率でATに期待できます。

AT終了後の引き戻しゾーンにも注目

ATが終了し、通常時に戻った場合でも、機種によっては「引き戻しゾーン」が発生することがあります。

引き戻しゾーンは、突入時に一定確率で抽選されるほか、ゾーン中に引いた小役でも改めて抽選し、引き戻しに当選した場合はATに再突入します。

このATの引き戻しゾーンにも特大の設定差が設けられていることが多いため、もし複数回引き戻しを確認した場合は高設定にかなり期待できます。

AT機の注意点|初心者が気をつけるべき3つのポイント

続いて、AT機における注意事項について解説します。

AT機は一回の当たりで非常に大きな枚数が稼げる反面、一回で負けうる金額もボーナス機(Aタイプ)とは比べものになりません。特に初心者の方は、AT機を打つ際は以下の点に十分ご注意ください。

初当たりが重くコイン持ちが悪い傾向にある

AT機は、純ボーナス機に比べると、大きく負ける可能性が高いです。

例えばジャグラーの場合、設定1でも1/160くらいの確率で当たってくれるので、よほど運が悪くない限り5万円以上のマイナスになることはありません。ですが、AT機の場合一回当てるのに5万円以上かかってしまうことも。

また、AT機はAT自体を伸ばさないことには勝てないので、やっとの思いで入ったATがジャグラーのビッグ1回分以下…なんてことも珍しくありません。特に6号機においては、AT1回で1万枚を超えるような大爆発を見せることも珍しくありません。

つまり、ドカンと当たる分、負ける時のマイナスも5号機〜6号機初期とは比べ物にならないと言えます。

天井到達しても出玉が少ない場合がある

AT機には「天井機能」があります。一定ゲーム数の間ハズレが続いたら、強制的に当たりにしてくれる機能です。

ソーシャルゲームを遊ばれている方なら、ガチャの天井でご存じの方も多いかもしれません。

ですが、天井が発動しても、多くの機種では「AT1セット」「擬似ボーナス1回」のような弱い特典しかもらえないことが多いです。

もちろん、ATに入ること自体が難しい台なら、ガンガンATを伸ばすことで大きな勝ちに期待できます。

ですが、時には5万円以上の投資でやっと天井に入るような設定のATもあり、まくり勝ちが絶望的なケースもあります。

そのため天井はあくまでも保険ととらえ、通常時の抽選でATに当選することを目標にしましょう。

ATの継続率が不安定|期待値を過信しすぎないこと

ATの継続方法は大きく分けて2つあり、1つがゲーム数を伸ばしてATを継続させる「ゲーム数管理型」(枚数管理型なども含みます)、もう1つがセット数を伸ばしてATを継続させる「セット継続型」です。

セット継続型は、多くの場合そのセットが継続率を持っており、継続率の抽選に漏れるとATが終了します。

例えば、継続率80%のATの場合、20%のハズレを引いたセットでATが終了します。

これはもちろん1セット目でも例外ではなく、1セット目で継続率抽選に漏れたらその時点で終了です。

いくら期待値のあるATでも、ヒキ次第では全然稼げなくなってしまう可能性があることを頭に入れておきましょう。

まとめ|スロットATは爆発力とリスクのバランスを理解して楽しもう

AT機は5号機時代にはほぼ作られていませんでしたが、6号機になり一気に復活!

1ゲームあたり10枚以上の純増で高配当に期待できる機種や、一撃万枚を余裕で狙える機種もどんどん増えています。

特にスマスロでは有利区間が事実上無制限になったことから、一撃コンプリート(19000枚以上の獲得)も珍しくなくなってきました。

ですが、その分5号機〜6号機初期と比べて圧倒的な投資金額が求められ、1日10万円以上負けてしまうケースも。そのため人気台だから、一撃性があるからというだけでなく、きちんとリスクも理解した上でプレイするようにしてください。

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