ロイヤルストレートフラッシュの出現確率や強さは？組み合わせ、カジノでの配当などを紹介

「ロイヤルストレートフラッシュ」といえば、トランプゲーム・ポーカーの中でも最強の役です。

プレイヤー同士で戦うポーカーなら絶対に負けることはありませんし、ビデオポーカーであれば超高配当をゲットできます。

このページでは、そんなロイヤルストレートフラッシュがどのような役なのかについて徹底解説！

成立する条件やロイヤルフラッシュが成立する確率などについて分かりやすく説明しているので、ポーカー初心者の方でも簡単に分かるようになっています。

ロイヤルストレートフラッシュとは？

「ロイヤルストレートフラッシュ（ロイヤルフラッシュ）」とは、ポーカーにおける最強の役です。 同じスート（ハートやスペードなどのマーク）の10・J・Q・K・Aを揃えることで成立します。

1枚でも別のスートがあったり、カードが抜けていると成立しません。そのため非常に難易度が高い役となっているものの、その分成立した時は圧倒的な強さを誇ります。

他のプレイヤーとの対決では（相手もロイヤルフラッシュでない限り）絶対に勝つことができます。

ロイヤルストレートフラッシュは全4パターン

ロイヤルストレートフラッシュは、5枚のカードの組み合わせのうち4つのパターンしか存在しません。

「同じスートの10・J・Q・K・A」である必要があるので、スペード・ハート・ダイヤ・クラブでそれぞれ1通りしか成立しません。

そのため4パターンのみがロイヤルフラッシュとして認められます。

例えば同じスートであっても10・J・Q・K・2 のような組み合わせはただのフラッシュになりますし、10・J・Q・K・Aの組み合わせの場合も一つでもスートが違えばストレート止まりになります。

ストレートフラッシュとの違い・見分け方

ロイヤルストレートフラッシュと似た役に「ストレートフラッシュ」があります。

そのため、次にロイヤルフラッシュとストレートフラッシュの見分け方について解説します。ストレートフラッシュは、「ストレート」と「フラッシュ」が同時に成立していれば全て認められます。

例えば「7♣️・8♣️・9♣️・10♣️・J♣️」や「A♦️・2♦️・3♦️・4♦️・5♦️」など、数字が連番でスートが同じであれば全て成立することになります。しかし、ロイヤルストレートフラッシュは数字の組み合わせが「10・J・Q・K・A」の1通りしかありません。

そのため見分け方としては、KとAを含むストレートフラッシュがロイヤルストレートフラッシュと考えておくと良いでしょう。

ジョーカー有りの場合はファイブカードが最強

ワイルドポーカーやジョーカーポーカーなどのように、ポーカーの中にはジョーカーが含まれるものもあります。

その場合、最強役はロイヤルストレートフラッシュではなくフォーカードにジョーカーが含まれる「ファイブカード」になります。

ただし、ジョーカーを含まない純粋なロイヤルフラッシュ（ナチュラルロイヤル）をジョーカー含みのロイヤルと区別しているゲームもあります。その場合は最強役がナチュラルロイヤルになる場合もあるので、事前にルールを確認しておきましょう。

ロイヤルストレートフラッシュ同士は引分け

かなり薄い確率ですが、プレイヤー同士でロイヤルストレートフラッシュが同時に成立することもあるかもしれません。

もしロイヤルフラッシュが同じように成立した場合、スートに関係なく引き分けとなります。一般的なポーカーでは同じ役の場合数字の組み合わせによって優劣を判断しますが、ロイヤルフラッシュはどちらも数字の組み合わせが同じなので、決着が付きません。

そのためスートに関係なく引き分けとして扱われます。

ロイヤルストレートフラッシュの確率について

続いて、ロイヤルストレートフラッシュが揃う確率について解説します。

また、どのように計算できるのかについての方法も分かりやすく説明しています。

なお、ここでいう「ロイヤルストレートフラッシュが揃う確率」というのは、最初に配られた5枚で完璧にロイヤルフラッシュが揃っていることを表します。

テキサスホールデムのように7枚から5枚を選んだり、ビデオポーカーのように1回交換できるポーカーの場合はこれよりも確率が上がります。

揃う確率は約0.000153％

ロイヤルストレートフラッシュが揃う確率は「約0.000153％」です。分数に直すと約65万分の1となり、麻雀でいえば天和（約33万分の1）の2倍ほど出にくい確率ということになります。

日常生活で言うと、一生のうちに落雷を受ける確率やコイントスで20回連続同じ方の面が出る確率などと同じくらいと言われており、非常に難しいと言うことが分かります。

出現確率の計算方法

ロイヤルストレートフラッシュが出現する確率は、以下のように計算できます。

まず、ポーカーの手札の組み合わせを考えます。52枚のカードから5枚を選ぶ組み合わせなので、「52×51×50×49×48」になります。しかし、この組み合わせは順序が異なっていても結果が変わらないので、この組み合わせを5枚の順番（5×4×3×2×1）で割ります。

つまり、計算式は
（52×51×50×49×48）÷（5×4×3×2×1）＝　2,598,960　通りとなります。

このうち、ロイヤルストレートフラッシュのパターンは先ほど解説した通り4通りなので4 ÷ 2,598,960 ≒ 1/650000（0.000153%）　となります。

テキサスホールデムで4枚目・５枚目までに完成する確率

テキサスホールデムでは、自分の持っているカード2枚と、場に置かれたカード5枚、合計7枚の中から好きな組み合わせの5枚を選んで役にすることができます。

そのため、5枚しか使えない時に比べてロイヤルフラッシュができる可能性が上がります。場に4枚目のカードが配られた時をターンと言いますが、ターンにおけるロイヤルフラッシュの成立確率は【0.00092%】です。

また、5枚目のカードが配られた時をターンと言いますが、ターンにおけるロイヤルフラッシュの成立確率は【0.0032%】となります。

ターン(4枚目)までに完成する確率	0.00015％
リバー(5枚目)までに完成する確率	0.0032％

ロイヤルストレートフラッシュ以外のポーカー役一覧

続いて、ロイヤルストレートフラッシュ以外のポーカー役と、その役が成立する確率について解説します。

なお、この成立確率についても最初の5枚における確率で計算しています。ストレートフラッシュは組み合わせがロイヤルフラッシュの9倍になるので、確率も9倍出やすくなっています。

また、その他の確率についてもいずれもロイヤルストレートフラッシュよりは非常に出現確率が高く、いかにロイヤルが貴重な役なのかが分かります。

役の名称	説明	出現確率
ストレートフラッシュ	ストレートとフラッシュが同時に完成する役	約0.0014％
フォーカード	同じ数字のカード4枚で構成される役	約0.024％
フルハウス	スリーカード1組とワンペア1組で構成される役	約0.14％
フラッシュ	同スート5枚のカードで構成される役	約0.2％
ストレート	連続する5枚のカードで構成される役	約0.4％
スリーカード	同じ数字のカード3枚で構成される役	約2.1％
ツーペア	異なる数字のワンペア2組で構成される役	約4.75％
ワンペア	同じ数字のカード2枚で構成される役	約42.25％
ハイカード	役なし。「ブタ」ともいう。	約50％

ロイヤルストレートフラッシュの注意点

続いて、ロイヤルストレートフラッシュに関する注意点や注目ポイントについて解説します。

狙って出せる役ではない

ロイヤルストレートフラッシュは狙って出せるような役ではありません。

例えばテキサスホールデムでは、あと1枚でストレートが成立する「ストレートドロー」やフラッシュが成立する「フラッシュドロー」といった用語があり、ストレートやフラッシュを狙ってベットする戦略が成り立ちます。

しかし、ロイヤルストレートフラッシュは成立可能性が非常に低いので、無理に狙っても意味がありません。揃ったらラッキー、と言う気持ちでプレイしましょう。

オンラインカジノ限定で高配当がつくことがある

オンラインポーカーが遊べるサイトとは異なり、オンラインカジノでは対人のポーカーはプレイできませんが、その代わりディーラーと戦うポーカーをプレイすることができます。

そのようなポーカーゲームでは、成立役に応じて配当を獲得できるため、ロイヤルストレートフラッシュを達成した場合は超高配当が獲得できることがあります。例えばエボリューションゲーミングの『サイドベットシティ』は、3枚〜7枚のカードが配られてその組み合わせによって配当を獲得することができます。

もしロイヤルストレートフラッシュを達成した場合、5枚カードの組み合わせならなんと1000倍の配当を獲得！

難易度は高いですが、それに見合った配当を獲得できるのがオンラインカジノの利点と言えるでしょう。

ベットエリア	説明	倍率
３CardHAND	同柄のA、K、Q	100倍
5CardHAND	同柄のA、K、Q、J、10	1,000倍
7CardHAND	同柄のA、K、Q、J、10+2枚	500倍

ビデオポーカーなら最大800倍の配当

「ビデオポーカー」とは、機械が自動的に抽選を行ってくれるポーカーのことです。

5枚のカードが配られて、プレイヤーは好きなカードを交換することができます。交換した後の手札で役を作ることができれば、成立役に応じて配当が支払われます。

最も知名度が高いビデオポーカーといえば「ジャックスオアベター」です。ジャックスオアベターの場合、ロイヤルストレートフラッシュを達成すればなんとベット額の800倍もの配当を獲得することができます。

また、カードを1回交換できるビデオポーカーではロイヤルの確率は3〜4万分の1と言われているので、そこまで劇的に難しい役というわけでもありません。

最適手順でプレイした場合、ジャックスオアベターのRTPはなんと99.5%以上と言われています。普通に遊んでいてもそこまで大きく減ることはないので、コツコツプレイしつつロイヤルを目指してみてはいかがでしょうか？

手札	1コイン	2コイン	3コイン	4コイン	5コイン
ロイヤルストレートフラッシュ	250	500	750	1000	4000

ポーカーのロイヤルストレートフラッシュまとめ

「ロイヤルストレートフラッシュ」は、ポーカーの中でも最強の役です。同じスートの「10・J・Q・K・A」の組み合わせのみ成立する役となっており、最初の5枚で成立する確率はなんと65万分の1。

対人ポーカーでは絶対に負けることはなく、ビデオポーカーならベット額の800倍が手に入るという、まさに最強と呼ぶに相応しい役となっています。

難易度が非常に高いのでプレイヤー同士のポーカーでは無理に狙う必要はありませんが、オンラインカジノのビデオポーカーなら積極的に狙っていきたいのがロイヤルストレートフラッシュです。高配当の獲得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

今回の記事を書いた人

こんにちは！ウエノヒトシです。みなさんから親しみを込めて「上の人」と呼んでいただいています。ネットカジノJPの運営を一手に担っており、サイトの最新情報や役立つ知識を日々更新しています。長年のギャンブル経験を生かし、オンラインカジノにも深い愛情を持って8年が経ちました。勝利への鍵となる必勝法を研究し続けており、いつか皆さんに完璧な勝ち方をお伝えできる日を夢見ています。