メルカリせどりでうざいと思われないで稼ぐための5つのポイント!
物販ビジネスとして人気のせどりの中でも、突出して人気なのが「メルカリせどり」では無いでしょうか。気軽に出品・気軽に購入でき、審査なども必要ないのですぐにせどりを始められます。
ですが、メルカリせどりでは「うざい」と思われるNG行動がたくさんあります。NG行動を取り続けると、低評価の数が増えていったり、最悪の場合取引に制限がかかることも!
そこでこのページでは、どんな行動が購入者や出品者に「うざい」と思われるのかについて解説します。やってはいけないことを覚えれば効率的に高評価をゲットして、メルカリせどりで気持ちよく稼げるようになりますよ!
9分で読める記事です
メルカリせどり購入者のうざい行為ベスト3
まず、購入者がよくやりがちなうざい行為について、トップ3を紹介します。
メルカリで商品を仕入れているという方は、こういったうざい行動をしていないか確かめてみましょう。
3位:着払いで返品してくる
メルカリでは、双方が同意した場合に限り、着払いでの返品が認められています。
例えば、「事前説明と実際に届いた商品が違う」「偽物や偽ブランド品だった」「届いた時点で商品が破損していた」という時は、堂々と返品して良いでしょう。
ですが、商品にそこまで問題がなかった場合でも、勝手に着払いで返品してくるユーザーも存在します。こういったユーザーはメルカリ運営からペナルティが課せられますが、うざいと思われるのは当然ですよね。商品に問題がない場合は、むやみに返品しないようにしましょう。
2位:人気商品を買い占める
トレンドになっている人気商品を買いたいと思うのは自然の流れですが、たまに人気商品を全部買い占めようとする人もいます。
これは「出品者のうざい行為」にも関わることですが、人気商品をひたすら買い占める場合、その商品を本当に欲しい人に届かなくなってしまいます。
また、人気商品を買い占めて品薄になったところで高額出品する行為は「悪質転売」と呼ばれ、場合によってはユーザーからの通報によりメルカリ運営からペナルティ(取引制限・出禁など)が課せられることもあります。多く仕入れたい気持ちは分かりますが、個人売買が前提のメルカリではあまり褒められたものではありませんね。
1位:過剰な値下げ交渉
メルカリせどりにおいて、一番うざいと思われるNG行動は「過剰な値下げ交渉」です。
メルカリといえば値下げ交渉をすること自体は普通の行動ですが、例えば
・半額値引きなど、常識的な値下げの範囲にないような規模で交渉する
・1回断られても、ひたすら値下げ交渉を繰り返す
・「値下げ不可」と書かれた商品(プロフィールに値下げ不可と書かれている場合も含む)に対して値下げ交渉をする
など、モラルを疑うような値下げ交渉については、うざいと思われます。ブロックされる可能性もあるので、自分の利益しか考えていないような値下げ交渉はやめましょう。
メルカリせどり出品者のうざい行為ベスト3
続いて、メルカリせどりに関する出品者側のうざい行動についてトップ3を紹介します。
特にせどらーの方は出品者になることが多いと思いますが、利益を得ようとするあまり問題行動を多く起こしがちです。ビジネスは信頼が命!出品者として購入者からうざいと思われる行為はやらないようにしましょう。
3位:品薄商品を高額で出品する
これはせどり行為全般に言えることですが、品薄商品を高額で出品する行為は非常に問題です。世間は、物流の邪魔をする悪質な転売ヤーを忌み嫌っています。最近ではPS5を10万円以上の高値で販売するせどり業者が話題となりましたが、「転売ヤーがいなければ商品を安く手に入れられたのに」というイメージが付いてしまうと、健全なせどらーにまで風評被害が及びます。
既にプレミア価格が付いている品薄商品は良いですが、自分たちでわざわざ品薄にしておいて、高額で出品するのは褒められた行為ではありません。定価にこだわる必要はないものの、反感を買うような価格設定はやめましょう。
2位:発送が遅い
メルカリは基本的に反応が遅いとうざいと言われがちです。質問やコメントの返信が遅いのも問題ですが、最もうざいと言われるのは発送が遅いことです。
ただ、メルカリせどりは副業で行う方が多いでしょうから、平日は仕事が…という場合もあるかもしれません。その場合でも、発送までの日数は「4〜7日」に設定の上、絶対に1週間以上発送に間を空けないようにしましょう。
なお、せっかく欲しくて買ったのに出品者が売れたことに気が付いてない場合もあります。発送までの日数を経過しても発送連絡が来ないという場合は、「発送をお願いします」と(あくまで丁寧に)催促の連絡をするのは大丈夫です。
1位:商品の状態が説明と違う
メルカリで一番多いトラブルといえば、商品の状態が説明と違う、という場合です。
例えばメーカーのサイトのイメージ画像を添付していたのに、実際に到着したものは全く新品でなく使い古された商品だった…なんてこともあります。
もし、商品説明にない汚れ、破損、傷や色、サイズ等の相違など明らかに到着した商品に不備があった場合は、絶対に受け取り評価を行わず、取引相手に連絡してください。その上で「購入者への返金」「出品キャンセル」など、お互いが合意できる解決方法を協議してください。
当然、出品者側は商品説明が正しいものであるか、写真は商品そのものをきちんと撮影したものか確認しましょう。また、購入者から連絡が来た際は必ず24時間以内に誠意ある対応を行うことが大事です。特に中古品せどりの場合、どういった部分に使用感(傷、汚れ)があるのかを明確にしないとトラブルの元となるので十分注意しましょう。
メルカリせどりで気持ちよく稼ぐためのポイント5
続いて、メルカリでせどりを行う上でトラブルを避けるためのポイントを5つ紹介します。
購入者とトラブルになると、低評価も付きやすくなりますし、トラブル対応に追われてスムーズにせどりが行えないこともあります。以下の5つのポイントに気をつけて、メルカリせどりで気持ちよく稼ぎましょう!
【1】商品の説明や写真は丁寧にする
まず、商品の説明欄はなるべく丁寧に書きましょう。トラブルが起きないように、事実を読みやすく書けば大丈夫です。
特に中古品の販売では、どういった所に傷や汚れがあるのか、新品同然なのか使用感があるのか、などの商品の状態を正確に記入してください。もちろん人によって使用感の解釈は異なるので購入意欲を削がないように多少脚色しても問題はないかもしれませんが、嘘は絶対にやめましょう。
また、写真は様々な角度から実物を撮影し、どういった商品が購入できるのかが一目で分かるようにしましょう。
文章を考えるのが苦手という方は、同じような商品を販売している方の商品説明をある程度参考にしても構いません。ただし、トラブルの原因となりますので丸パクリは避けましょう。
【2】古物商許可証を取得する
本来、中古品を(事業として)販売する行為は「古物商許可証」が必要になります。新品せどりの場合は特に問題はありませんが、中古品せどりを行う場合、必ず古物商許可証を最寄りの警察署で取得してから販売を行いましょう。古物取引の無許可営業には「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」 という非常に重い罰則が定められていあるので、特に事業としてメルカリせどりを行う方は古物商許可証を必ず取得してください。
また、メルカリでは本人確認が必須では無いのですが、古物営業法上、中古品販売に関しては盗品の横流しを防ぐ目的から匿名での販売は禁止されています。必ずご自身の名前や住所を記載した上で中古せどりを行いましょう。
【3】早めの発送・丁寧な梱包を心がける
できる限り、商品が売れたら早めに発送するようにしましょう。また、その際必ず丁寧に梱包しましょう。
購入した方はその商品を心待ちにしているはずです。丁寧に梱包して素早く発送を行うと、購入者にとっても嬉しいですし出品者の方も良い評価を得られてお互いWin-Winと言えます。
特にらくらくメルカリ便を使えば、お近くのコンビニで簡単に発送手続きが完了します。また、コンビニに梱包資材も売っているのでとっても楽チン!なので、副業でせどりを行っている方も、そこまで時間を消費することなく発送ができますよ!
【4】コメントは早めに返信、ただし過度な値下げ交渉には応じない
メルカリでは購入前にコメントをすることができますが、コメントにはできる限り早めに返信しましょう。コメントの質問でその商品の気になるポイントが解消されて買いやすくなるほか、早いコメントをするだけでも「こまめに返信してくれるんだ」と良い評価を得られやすくなります。
さらに、「いいね!」をした商品にコメントされた時に通知が来るため、購買意欲を引き立てるケースも多い…とたくさんのメリットがあります。
ただ、赤字になってしまうほどの過度な値下げ交渉については、無理に応じる必要は全くありません。きっちり理由を述べてお断りしましょう。もちろん、その金額でも十分利益が取れるなら、回転率を上げるために値下げするのも良いです。
【5】クレーム対応は慎重に、理不尽な場合運営に相談
メルカリせどりではたくさんの商品を扱う都合上、どれだけ気をつけていてもクレームは来るものです。
商品説明と実物があまりにも異なる、梱包が不十分で外箱に傷がついた、など自分に非があるクレームの場合は、丁寧に相手に対応しましょう。その対応で良い印象を与えられたら、相手側が良い評価に変えてくれることもあります。
ただ、悪意のある購入者にクレームを入れられるケースもあります。身の覚えがないクレームを入れられた時は慎重に対応し、話し合いでは解決できなさそうならメルカリ運営に相談しましょう。
メルカリせどりの商品の選定方法
最後に、メルカリせどりを行う際、どのような商品を選べばよいのかという選定方法について解説します。
もちろんご自身がよく知っているジャンルの商品の方が正しく選定しやすいというメリットがありますが、どのジャンルにおいてもこういった点には十分注意した方が良い、といったポイントを詳しく解説します。
流行情報をキャッチし他人より早く仕入れる
せどりは「情報戦」です。この商品がトレンドになっている、この飲み物がバズった、などの流行情報は宝の山!TikTok、YouTube、InstagramなどのSNSやYahoo!ニュース・ファッション雑誌など様々な媒体を使い、流行情報をいち早くキャッチしましょう。
そして流行している商品を見定めて、値段が高騰する前に他人より早く仕入れましょう。そうすることで仕入れ値を大きく下げられますし、かつ高値で売り捌くことができます。
また、安く仕入れるという点では各プラットフォームの値下げ情報もとっても重要です。フリマアプリの値段のウォッチングは勿論ですが、店舗で仕入れてメルカリで売る…という場合は、その店舗のセールやキャンペーンもチェックしましょう。もちろん支払い方法による値引き、自治体のキャンペーンなどを含め、常に安く仕入れることを念頭に置きましょう。
価格の変動を敏感に察知して不良在庫を抱えない
メルカリせどりは定番商品を取り扱うことが少ないため、トレンドの変化により、せどり商品は価格が大きく変動することがあります。
商品の価格が下落している時は、在庫を抱えないために早めに値下げをするという戦略を取る方が多いです。その逆である商品の価値が高騰している時は、値上げして利幅を稼ぐという戦略も有用でしょう。
ただし、そのトレンドは本当に無くなったのか、ただ一時的に値段が下がっているだけじゃないのか…といった見極めも大事です。売れ残ったと思って値段を一気に下げたあと、大きくトレンドが変動して高額で取引されるケースもあります。そのため、本当に不良在庫なのか、というジャッジは冷静に行いましょう。
自家製の加工食品や医薬部外品などは許可が必要
メルカリでは取扱が制限されている物品があります。 詳しくはメルカリ公式ページの「禁止されている出品物」に記載されていますが、盗品や武器・犯罪行為に使われる可能性が高い物品はもちろん、アダルト商品、タバコ、電子データ、医薬品などの出品物は禁止されており、出品すると利用制限がかかるケースがあります。
また、自家製の加工食品や医薬部外品などについては、別途定められた許可(食品衛生管理責任者・漬物製造業・医薬部外品製造販売業許可など)が必要なケースがあります。そういった許可がない場合、販売は控えましょう。
禁止されている出品物 | 具体例 |
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18禁、アダルト関連 | アダルトビデオ・アダルトグッズ・使用済み下着類 |
医薬品 | 医薬品の成分が含まれる品・未承認医療器具 |
電子データ(ゲーム関連) | ゲーム内通貨・アイテムなどの電子データ |
希少野生動植物 | 象牙・種の保存法に抵触するもの |
電子データ(デジタルコンテンツ) | 電子チケット・電子クーポン・QRコード |
安全面、衛生面に問題のある食品類 | 消費期限が確認できない食品・衛生面が考慮されてないもの |
メルカリせどりをうざく感じないためのまとめ
メルカリせどりは初心者でも簡単に始められる手軽さが人気の反面、経験の乏しい出品者・購入者によるトラブルも比較的多いです。メルカリせどりがうざいと思われないために、マナーの悪い行動はやめましょう。
フリマアプリにおいては、購入者と出品者は対等の立場です。購入者は出品者に対して過剰に値下げを求めたり購入後にむやみにキャンセルする行動は慎み、また出品者は商品の状態を正確に掲載し、購入されたらすぐに発送するようにしましょう。
また、人気商品を買い占めて品薄状態にさせたり、品薄商品を高額で売る「悪質転売」は厳に慎みましょう。自分の利益だけでなく、購入者や出品者と気持ち良い取引を行うことで、メルカリせどりを軌道に載せやすくなりますよ!