パチンコ屋で「会員カードはお持ちですか?」と聞かれることがありますよね。 でも、作るのが面倒そうだから断……
【要注意】パチンコ出禁の全パターン|当日出禁と永久出禁の違いとは?

パチンコ店でパチンコやスロットを楽しんでいると、店員さんに肩を叩かれて「お客様、今後当店の立ち入りを禁止とさせていただきます」と言われることがあります。これがパチンコ出禁です。
このページでは、パチンコ屋で出禁になる行動と、出禁にならないための対策について解説します。自分では普通に遊んでいたつもりなのに、実はNG行動だったから出禁になった…となることがないよう、このページを読んで対策しましょう!
9分で読める記事です
パチンコ店で出禁になる理由は?
特に最近のパチンコホールでは、以前より出禁になる確率が上がっていると言います。
もちろんゴトや台を壊すなどの犯罪行為があったら出禁にはなりますが、犯罪なんて犯していないのに出禁になるのはなぜ?と思われるかもしれません。
まず、パチンコ店で出禁を食らう理由について解説します。
店にとってありがたくない客として目立った場合出禁になる
そもそもお店には、特定の客に対して入店禁止する権利があります。
小売店において、お客さんがサービスを受ける店を選べるのと同様に、お店もサービスを受けてもらう人を選ぶ権利が法的に認められているのです。なので、お店的には「利益を出してくれない、ありがたくない客」と認知されて、それが「出禁にすることで評判を下げるリスク」よりも上回ったら、出禁になると考えると良いでしょう。
ただ勝っているだけでは出禁になることはあまりありませんが、運でただ勝っているという人は相当珍しいはず。
止め打ち・捻り打ち・ハイエナ・カニ歩きなど、目立つ行為をしていませんか?そういった隙を見て、出禁を告げられるリスクは大いにあります。
永久出禁と当日出禁の違い

当日出禁~店にとっての迷惑行為を注意を受けてもやめなかった場合
当日出禁とは、告げられた日の営業時間のみ出入りが禁止される処置のことです。
出玉が没収されるということはなく、またボーナス中ならそのボーナスを取り切るまでは待ってくれます。
これは、基本的に店にとっての迷惑行為を注意して、それでもやめなかった場合に適用されることが多いです。例えば過度に徘徊行為を行ったり、カニ歩きをしたところで注意をして、それでも徘徊やカニ歩きをした場合などがこれにあたります。
翌日以降はルールを守っていれば遊ぶことができますが、同じ行為でもう一度注意されると永久出禁に切り替わる可能性もあります。
永久出禁~器物損壊や他のお客さんへの迷惑行為・軍団行為など
永久出禁は、当日出禁よりも重い処置です。永久出禁を受けた場合は、その店に2度と行くことはできません。
また違反した規則の内容によっては出玉が没収されたり、貯玉を交換してくれないこともあります。永久出禁になる内容は、例えば器物損壊など警察沙汰になった場合、また台を占拠したり打ち子・引き子を使った軍団行為、他人の台を取ったり威嚇するなど他のお客さんに迷惑をかける行為などが該当します。
また、一発で永久出禁にならない場合でも、例えば勝ちすぎて目をつけられていて、その人が止め打ちをしたから出禁…みたいなこともあるそうです。
出禁となる行為の具体例
続いて、出禁になる具体的な例について解説します。最近のお店は余裕がないことから、単に勝ちすぎているというだけでもハウスルールを使って出禁にしてくる例が少なくないようなので注意しましょう。
暴力沙汰・台損壊など明らかな迷惑行為
まずは、台を壊したり、他の人や店員を殴るなど、警察沙汰になるような迷惑行為です。
これは明確に一発アウトになりますし、前科がつく可能性まであります。
これはお店を守るというよりも、他のお客さんの安全を確保するための行動なので、基本的にはグループ全店で出禁処置となることに注意が必要です。大きく負けてイライラしても、店に当たり散らすのは絶対にやめましょう。
挟みうちや過度な朝一カニ歩き・ハイエナなどのプロ行為
また、パチンコ屋には必ず利用規約が掲示されています。
この利用規約にはほぼ必ず、「当店がプロとみなした者の遊技」を禁止すると書かれています。具体的には朝一にカニ歩きをしたり、良い台が空いた時にすぐ座るハイエナ行為などがそれにあたります。
パチンコ店には「ホールコンピューター」という出玉を管理する機械があり、この機械ではホールで遊ばれているすべてのゲームのすべての情報が丸わかりなので、明らかに異常に出玉が増えていればすぐに分かります。一発退場は考えにくいですが、もし注意されたら素直に従いましょう。
周年荒らしなどの軍団行為・打ち子や過度なノリ打ち
特に最近出禁が厳しくなっているのは軍団行為です。
周年やリニューアルオープンといった高設定に期待できる日に軍団で集結し、メイン機種に打ち子を全員座らせて高設定を刈り取る…といったような軍団行為はかなり厳しめにチェックされます。
軍団は一般ユーザーに還元されるはずの出玉を奪い取り、その結果一般ユーザーが離れていくことでその店の経営が立ち行かなくなる…と、ホールと一般ユーザーにとっては百害あって一利なしの大迷惑行為です。
一般客に気持ちよく遊んでもらうためにも、ホールは軍団行為を相当警戒しています。
月平均で大幅に勝ち越している
先ほども解説した通り、今のパチンコ屋は相当余裕がありません。
なので、今までは黙認されてきた「勝つための行動」を、今後は禁止、場合によっては出禁にせざるを得ないという事情があります。
そのため、同じホールで月平均で大幅に勝ち越している場合、目をつけられて出禁扱いになる可能性も無くはありません。
場合によってはパチンコの保留4の止め打ちとか、打ちたい台が無いか見に言ったら徘徊行為と言われたりとか… そういったことで出禁になる可能性もなくはないです。
店内で飲酒する、もしくは泥酔状態で入店する
これはパチンコ店に限らずほぼすべてのお店に言えることですが、店内で飲酒する行為、または泥酔した状態で入店する行為は利用規約で必ず禁止されています。
風俗営業法の施行条例では、パチンコ店において客に飲酒をさせる行為を禁止しています。そのため客がお酒を飲んだり、泥酔状態で遊技をした場合パチンコ店の営業許可が取り消される可能性があるので、音速で出禁になります。
これは条例で決まっていることなので、絶対に覆すことができないため注意しましょう。
出禁にされないための対処法
このように出禁になる原因は様々ですが、出禁を回避する方法はあるのでしょうか?
正直言うと、出禁を食らうのはほぼ99%プレイヤー側に問題がある(ホール側に問題がある場合、そのホールはすぐ潰れるため)ので、気をつけていれば出禁というのはほぼ回避できます。
出禁にされないための対処法について解説します。
ルールやマナーを守り、注意を受けたら必ず従う
まずは、店が定めたルールやマナーは必ず守ってください。
できれば初見の店では利用規約をチェックした方が良いですが、そうでなくとも他のお客さんに迷惑になるような行為は絶対にやらないことが大事です。また、一発で出禁になるという可能性は相当薄い(犯罪行為でもない限り)ので、注意を受けることがあると思います。
注意を受けたら必ず従いましょう。それでほとんどの出禁は回避できます。
会員カードを作らないのも出禁を防げる可能性あり
ホールコントロールが管理している情報は台の情報だけでなく、会員カードの情報も収集されます。
この人が会員カードを使って何を打ったのか、何枚ベットして何枚返ってきたのか、どれくらい無駄玉があったか、などがすべてカードに収められており、その情報を見て出禁にするかを決めるということもあります。
会員カードは基本的には作った方が良いですが、例えば等価地域で端玉も気にしない!というような会員カードの恩恵をあまり受けない方であれば、会員カードを作らないことで出禁を防げる可能性もあります。
出禁になってしまったらどうしたらいい?

しかし、気をつけていても出禁を食らうという可能性はあります。
あるウェブサイトの調査では、出禁になったことがあるというユーザーが20%以上だったというデータもあるようです。では、出禁になってしまったらどういった行動を取れば良いのか、について解説します。
まずは出玉や貯玉が没収されないように交渉すること、そして系列店の出禁について確認することが大事です。
貯玉が換金できるかどうか交渉する
一度出禁と決まったら、それ以上事態が好転するというのは考えにくいです。
お店には人を選ぶ権利があるので、まずは素直に出禁を受け入れましょう。その上で、当日の出玉だったり、持っている貯玉まで没収されないように、交渉を行いましょう。
よほど悪徳なホールでもない限り、誠意が見受けられる相手に出玉の没収まで行うお店はあまりありません。ただ、逆ギレして店員さんにつっかかるような客にはお店も冷たいので、トラブルは拗らせない方が良いですね。
系列店も出禁になる可能性が高いので確認する
現在はほとんどのパチンコホールが系列を持っているお店だと思います。
出禁の情報は系列店でも共有される可能性が大きいため、場合によっては数十店舗レベルで周りのお店が出禁になるという可能性も否定できません。
ただ、例えば北海道のお店で出禁を食らって、系列店の沖縄のお店でも出禁…というのはあまり考えづらいので、一応全店舗が出禁なのかは確認しておいた方が良いでしょう。
まとめ:とにかく悪目立ちしないように遊戯しよう
パチンコで出禁を食らうほとんどの人は、悪目立ちすることによって出禁になっています。
警察沙汰はもちろん、軍団行為だったり、周年やリニューアルオープンを荒らしたり、露骨な徘徊行為・カニ歩きなど、自分ではバレてないと思っても店員さんには丸わかりです。
なので、とにかく悪目立ちしないように遊ぶというのがとっても大事です。特に最近はパチンコホールも余裕がなく、軽微な違反行為であっても出禁になる可能性が上がっているので、目をつけられないような遊び方を心がけましょう。
よくあるQ&A
最後に、パチンコ出禁に関するよくある質問について解説します。
変装していっても出禁はばれる?
変装がお店にバレるかバレないかは、お店の監視カメラだったり各店舗の対応によって不明な部分がありますが、バレた時のリスクがデカすぎるのでやめた方が良いです。
一度出禁を食らった人がもう一度パチンコ店で遊んでいたことが発覚すると、当然ながら出玉は没収されますし、さらには建造物侵入罪や不退去罪に問われる可能性があります。
損になるのはもちろんですが捕まる危険性まであるので、変装などで出禁になったホールに行くのは絶対にやめましょう。
出禁解除は可能か?
出禁解除は基本的に出来ないと考えておいた方が良いでしょう。
特に大手の場合、データベースに出禁情報が共有され、通常は永久にその情報が消されることはないです。ですが、例えば新しい店長が就任したなどのタイミングで、出禁を解除されるという可能性はゼロではありません。
また、数年経って出禁が解除されることもあるようです。