【2025年最新】規制緩和で今後のパチンコスロットはどうなる?

6号機の登場や2400発制限などなど、数年前までパチンコ・スロットは規制の波がありました。ですが最近になりパチンコやパチスロの台が規制緩和され、以前よりもパワーアップした機種が増えていることをご存知ですか?
規制が厳しかった頃には夢のまた夢だった「万枚」や「5万発」も、規制緩和された今なら比較的簡単に手が届きます!
そこで、このページではパチンコ・スロットの規制緩和について解説します。また、2025年以降に導入が予定されている規制緩和の内容や、導入が噂されるパチスロ7号機についても詳しく説明します。
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近年実施されたパチンコスロットの規制と緩和

まず、近年実施されたパチンコやスロットの規制緩和について解説します。2024年までに実施されたパチンコ・パチスロの規制および規制緩和は主に以下のとおりです。
- スロット(スマスロを除く)の有利区間が6,000Gまで緩和
- Aタイプにボーナストリガー機能が追加され、ボーナス高確率状態が可能に
- パチンコにラッキートリガーが導入、総量規制が9600発まで緩和
- 貯玉再プレイに手数料をかけることが可能に
それぞれの規制、規制緩和について詳しく見ていきます。
【スロット】Aタイプ限定で搭載されたBT機能(ボーナストリガー)
6号機では、Aタイプの獲得枚数が一気に減らされたことで多くのプレイヤーから不満を集めていました。そこで新たに導入されるのが「ボーナストリガー」機能です。
これは、ボーナス終了時に通常ゲームに戻ったあと、通常ゲームで1枚掛けや2枚掛けに固定させることができるという機能です。これの何が嬉しいのかというと、1枚掛け・2枚掛けでのボーナス確率をめちゃくちゃ高くしておけば、ボーナスを連続して出すことができるんですね。
なので、1回の大当りだけでも300枚を裕に超える枚数を獲得できるようになります。なお、ボーナストリガーはAタイプに限定されており、AT機の疑似ボーナスに影響はありません。
【スロット】有利区間ゲーム数が4,000Gから6,000Gに緩和
6号機の出玉制限を苦しめた「有利区間」という概念ですが、6.6号機が登場したことで有利区間の最大ゲーム数が元の4,000ゲームから6,000ゲームまで緩和されることになりました。
元々スマスロは有利区間が無制限ではあったのですが、メダル機の場合でも有利区間を全く気にすることなく遊べることができるようになり、実質ゲーム数による有利区間の制限はほぼ無くなったと言って良いでしょう。
2024年12月には6.6号機のスマートスロットが登場
ちなみに、2024年12月に6.6号機である『沖ドキ!ゴージャス』がリリースされました。
前作の『沖ドキ!ブラック』は有利区間が4,000Gであるということもあり、有利区間の救済天井が2,000Gを超えた段階で狙えたのですが、ゴージャスについては救済天井が深めに設定されていることが多いようです。
その分通常Aから通常Bに移行する確率が上がっているため、ゴージャスでも特に変わらず普段通りの沖ドキが楽しめると言えます。
【パチンコ】LT機能(ラッキートリガー)の導入
そして、パチンコ業界を震撼させた規制緩和といえば「ラッキートリガー」です。
現在の規制では、ラッシュに入ったあとの期待出玉が6,400発を下回っていないと世に出すことができません。なので、5万発などの大量出玉が出る確率が相当低くなっていました。
ですが、ラッキートリガー搭載台の場合、上位ラッシュに突入した場合に限り、期待出玉の総量規制が9,600発まで緩和されるようになりました。つまり、今まで「1,500発×81%ループ」が上限だった台が、「3,000発(1,500発×2回)×77%ループ」なんてことも出来るようになったのです!
そのため、スロットの万枚に当たるパチンコの5万発もかなり現実的に狙えるようになりました。ほとんどMAX機に近い設定となり、大量出玉に期待できます。
貯玉再プレー手数料の試験導入
パチンコやパチスロを遊技して得た出玉を景品に交換せず、会員カードに貯めておくことを「貯玉」と言い、後日貯玉を使って遊技することを「貯玉再プレー」と呼びます。
貯玉再プレーに関しては、以前まで手数料が取られる店舗がありました。例えば125発を貯玉から引き出した時、120発だけ上皿に出されて、5発は手数料として差し引かれる、といった形ですね。
2012年に警察庁は貯玉再プレーの手数料徴収を禁止したのですが、2024年より「貯玉システムの設備管理の経費を補填するための手数料」として再び解禁され、手数料徴収が可能となりました。なお、新たに店舗が手数料を徴収する場合、3ヶ月間は導入を周知させる必要があるそうです。
現在は客離れを恐れて導入する店舗は多くないのですが、一部店舗については既に導入が決まっているようです。
ですが、ユーザーにとってそこまで悪い話ということでもなく、きちんとホールが還元してくれれば(きちんと還元されることが前提ではありますが)より設定が入る、より釘が甘くなるといったことはあり得るでしょう。
2025年のパチンコスロットはどうなる?業界への影響

ここまでは主に2024年までに規制が緩和された(もしくは規制緩和が決まっている)パチンコ・パチスロのニュースについて取り扱ってきましたが、以下の項目では2025年以降のパチンコ・スロットについて解説します。
また、既に導入が予定されている「ラッキートリガー3.0プラス」や、2026年に導入が噂されている「パチスロ7号機」が一体どうなるのか、その予測についても説明していきます。
2025年7月に導入予定!ラッキートリガー3.0プラスとは
2025年7月に導入が予定されているのが、パチンコの新しい規制緩和「ラッキートリガー3.0プラス」です。まず、e機(スマパチ機)については、以下の規制緩和が決まっています。
■e機(スマパチ機)の規制緩和
- ラッキートリガーが占める出玉の割合が全体の66%以下→全体の80%以下までOKに
- 初当りを含む獲得期待出玉が3,200発以下→6,400発までOKに
つまり、ラッキートリガーの突入率を上昇させることができ、さらに多くの機種ではチャージ当たりを設定する必要がなくなります。
また、P機・e機に共通する規制緩和として、時短の性能や回数が「遊技状態」および「滞在していた時短の性能」によって柔軟に変更できるようになりました。
ということは、例えば高確率状態にしてラッシュの突入率を上げる「チャンスゾーン」ができるようになったり、ラッシュが継続するたびにどんどん継続率が上がっていく「ラッシュ性能アップ」システムが出来るようになるんです!
そのため、ラッキートリガー機種もかなりスペックの幅が広がることになり、よりユーザーに面白いと思ってもらえる台が作れるようになります。
パチスロ7号機の導入はいつ?
既に6号機が出てきて7年経過していることから、「パチスロ7号機」についてもパチスロユーザーからかなり噂になっています。
ただ、警察庁もメーカー側も、7号機に関する情報は現状一切出てきていないので、もし導入されるとしてもおそらく2026年以降であるという見方が強いです。
それでは、7号機の規制はどうなると考えられるでしょうか?
パチスロユーザーの意見をまとめると、「6号機の厳しすぎる規制から緩和されたことを考えると7号機も緩和路線だろう」「既にスマスロが10万負け、30万勝ちといった鉄火場になっている以上、7号機はある程度規制されるだろう」といった話が出ています。
当サイトの予測としては、7号機はある程度規制緩和側に動くと考えています。やはりコロナ禍や物価高などによってパチンコ・パチスロ業界は目に見えてピンチを迎えており、これ以上規制して客離れや客単価の減少を引き起こすわけには行かないと業界は考えているのではないでしょうか。
それを警察庁がどう見ているかは分かりませんが、少なくとも6号機初期のような規制が適用されるとは考えにくいです。なお、7号機が導入されると6号機の台は3年ほどで打てなくなってしまうことが多いので、今のうちに6号機の好きな台はたくさん打っておくことをおすすめします。
パチンコスロットの規制緩和まとめ
パチンコ・スロットは一時期の相当な引き締めを経て、現在はある程度規制緩和となっています。
パチンコはラッキートリガー台でMAX機に近い出玉を得られるようになりましたし、スロットもゲーム数による有利区間の実質的な撤廃、またスマスロ機のツラヌキスペックによって一撃万枚・一撃コンプリートも目指せるようになりました。
今後の規制がどう動くか分かりませんが、パチスロユーザーの減少を鑑みると今後規制が大幅に強化される可能性はあまり高くないと言えます。
ただ、もちろん規制が緩和されるということはその分大きくマイナスになる可能性もあるということなので、資金管理には十分注意してプレイしましょう。