回らないのはなぜ?パチンコの絞られた釘と客離れ・回転ムラの最新情報【2025年版】

「昔と比べて、最近のパチンコ台、全然回らない気がする…」
「最初の1,000円で25も回ったのに、5,000円打ったら平均12になった…」
などなど、パチンコが回らない!というのはイライラしてしまいますよね。

このページでは、パチンコが思ったより回らない(回転数が付かない)ときに考えられる原因、そして対策方法について解説します。

今のパチンコが置かれている環境や、昔と今で回転数がどれくらい違うのか、回転ムラが起こるのはどうしてなのか…など、パチンコが回らないトラブルについて詳しく解説しています。

9分で読める記事です

パチンコが回らない時に考えられる原因

まず、パチンコが回らない原因について解説します。

パチンコが回らない!とプレイヤーさんが感じるのは、基本的に次の2つではないでしょうか。

  • 昔と比べて、今の台が回らない!
  • さっきまで回っていたのに、急に回らなくなった!

以下の項目では、それぞれ「昔と今でパチンコがどう違うのか」「急に回転数が変わる回転ムラ」について解説します。

回らない台は当たりが遠くなるため不利になる

パチンコが回らない、というのはつまりどういうことを指すのかおさらいしてみましょう。

例えば1,000円をサンドに入れて打ち出したけど、スタートチャッカー(ヘソ)に全然玉が入らずに、抽選を受けられない…という意味ですよね。

抽選が受けられないということは当然大当りの可能性も減るので、結果として1回の大当たりを引くためにかかるお金が跳ね上がるという、プレイヤーにとってイライラするポイントです。

今は1,000円で16〜18回転くらい回るとボーダー(等価交換の場合。3.5円交換なら+1回程度)であることが多いので、これを大きく下回ると「回らない」と言って良いでしょう。

新しい機種ほど釘が絞ってあるので回りにくくなっている

新しい機種ほど釘が絞ってあるので回りにくくなっている

パチンコが活気のあった頃、新台というのは釘を開けるものでしたよね。ボーダーを超える台を用意してまずは打ってもらう、そこから台を知ってもらって人気を出して、最終的に利益を出す…というサイクルでした。

ですが、今のパチンコは、新台ほど釘が絞られていることが多いです。

これには色んな事情があり、まずパチンコの新台価格が以前より跳ね上がっていることが挙げられます。特にスマパチはユニットが必要になるので、1台100万円以上することも!なので、そもそも新台の導入費用を最初から回収しないといけないんですね。

じゃあ新台を入れなきゃいいじゃん…と思われるかもしれませんが、そうすると人気のパチスロ台をメーカーが売ってくれないんです。

また、昔と異なり今のパチンコ台は一瞬で攻略情報が出回るので、ちょっとボーダー以上の調整にすると、すぐに軍団が陣取って利益を持っていかれることから釘を絞らざるを得ない…という事情もあるそうです。

昔と今でどれくらい回転数が違うのか

今は警察庁の指導により、釘の曲がり具合がおおむね一定程度まで抑えられている必要があると決められています。ですが、そういった指導が緩かった昔は、ガンガン回る台がたくさんありました。

例えば1996年にリリースされた「CRモンスターハウス」の場合、大体1,000円で30回転回れば優秀台、イベント時には35回も回るような台もゴロゴロあったといいます。

もちろん交換率が今と比べてかなり悪かったということもありますが、今1,000円で35回も回る台があったら即日警察から指導を受けますね。

現在の4パチであれば、ボーダーが16〜18回転であることが多いので、20回れば相当な優秀台です。調子が悪いと10回転くらいに落ち着くことも多いので、昔の台より回らなくなっていることがわかります。

射幸心を煽るため釘の調整は違法に

パチスロは風俗営業法に基づき、警察庁からかなり厳しく指導を受けています。中でも最も大事にされているのが「射幸心をみだりに煽らない」というポイントです。つまり、甘すぎる台を作って客が簡単に勝てるようなゲームはNGなんですね。

そのため、釘を甘くする調整というのは、現在すべて違法となっています。とはいえメンテナンスという名目で釘調整をすること自体は違法ではないのですが、警察の基準より大きくヘソを開けていた場合、そのお店が営業停止になることもあるそうです。

回らない事がストレスになりパチンコの客離れが起きている

昭和、平成の初期〜中期くらいまでは、ホールの主役といえばパチンコでした。

ですが、不況によりパチンコの釘は閉まっていき、また技術介入が難しいパチンコとは異なりパチスロは技術介入もできるし設定も入れられるので、ホールがパチスロに力を入れるようになりました。

そのためここ10年ほどは既にパチスロの方がパチンコよりも人気が出ており、ホールはパチスロにより注力することに。その利益を確保するためにパチンコはずっと釘を締める…という悪循環で、パチンコのユーザーは年々減っていると言われています。

ここ数年は規制緩和の波により、よりスペックの高い「ラッキートリガー」台が増えて少しずつ人気が戻っていますが、釘がガチガチな間は本格的に人気が戻るというのは難しいかもしれません。

パチンコの回転ムラとは

パチンコの回転ムラとは

パチンコは「ボーダー以上の台を打て!」と良く言われますよね。

良さげな台を見かけて打ち出したところ、最初の1,000円でなんと30回も回った!これは絶対良台だろと思ってずっと座っていたら、ある時を境に全然回らなくなって、結局1万円打ったらボーダーを全然下回ってしまった… こんな経験はありませんか?

このように、良い調子で回っていた台が急に回らなくなるなど、途中で金額ごとの回転数が大きく変化することを「回転ムラ」といいます。

急に回らなくなる回転ムラの理由

回転ムラの理由は、釘が折れたわけでも、曲がったわけでも、玉が膨張して入らなくなったわけでもありません。単純に、少ない玉数では回転数が収束しない、というだけです。

例えば4パチの場合、1,000円で打ち出せる玉数はたった250発なわけです。返し玉を含めても300行くことはほとんどないですよね。

そんな少ない玉数の場合、例えば入りそうな2つの玉がヘソ付近でぶつかって両方外れたり、逆に外れそうな玉が別の玉のアシストによって両方入ったり…といった、1日打ってたら何回かは起きるようなことの影響をモロに受けます。

なので、初心者の間は回転ムラに悩まされるのは仕方ないですが、慣れてきたら釘やアタッカーの削り具合などを見て、打たなくともある程度回転数を見分けられるようになっておく必要があると言えます。

回転ムラに上手い下手は関係ある?

回転ムラは、上手い人でも下手な人でも平等に起きます。なので、回転ムラが起きたから下手だ、ということではありません。

ただ、例えば既に4つ保留があるのに止め打ちをしなかったり、力加減を間違って玉が右に飛んでしまったり…と言った無駄打ちをしてしまうと、同じ玉数なのに自分だけ回転数が少なくなってしまう、ということはあるでしょう。

その場合、台ではなく自分が回転ムラを引き起こす原因になっていることもあるので注意が必要です。

回転ムラを少なくする方法(対策方法)

回転ムラというのは、気をつけていてもどうしても起こります。なので、まずは回転ムラに惑わされないよう、ある程度最初に台の回転数の目星を付けておくというのが大事です。

ある程度ボーダーくらい回るということが見て分かるのであれば、最初に全然回らなくとも信じて打つことができます。ですが、回転ムラを少なくする方法自体はあります。最後に、回転ムラを対策する方法について解説します。

ストロークや握りの強さをこまめに調節

ストロークや握りの強さを最初に決めてからも、こまめに調節するようにしましょう。

ストロークを最初に決めたら、絶対に動かさないという方もいるのではないでしょうか?コイン固定は違法なのでどのホールでも絶対にやらないでと言われていますが、「この釘にこの角度でぶつける」みたいなことを必ず守ろうとする方は少なくありません。

ですが、実は別のルートの方がヘソに入りやすい…ということもあり、しかもそのルートが時間で変わることもあります。なので、握りの強さをこまめに調節し、ストロークを調整するようにしましょう。

ただ、変えようとするあまり「前の方がよく入ったな」なんてことになる場合も。なので、上手く行っている時は強さを変えずに、入らなくなったと思ったら調節するのがおすすめです。

玉を節約しながら打つ

特に初心者の方にありがちなのが、「保留が4個貯まってもまだ打ち出そうとする」というミスです。

よく勘違いとして、保留ランプは4個までしか表示されないけど、ヘソに玉が入ったらその都度抽選されると思っている方がいますが、これは大きな間違い。保留が最大8個の台を除いて、全てのパチンコは保留が4個貯まるとその時点でヘソの抽選を無効化します。

そのため、無効の状態でチャッカーに玉が入っても無駄になってしまいます。

なので、保留が3個以上貯まった、長いリーチに入った、という時は打ち出す手を止めましょう。玉を節約しながら打つことで、入賞する機会を増やしより大当りを引けるようになります。

回らないパチンコまとめ

パチンコは20〜30年ほど前までホールの主役を担っており、1,000円あたり35回転以上回る台も珍しくありませんでした。ですが時代が下るにつれてパチスロに人気が集中したことで、パチンコは釘がどんどん閉まっていくことに。

さらには最近の物価高も手伝い新台価格が跳ね上がり、新しい台こそ釘が大きく締められるという悪循環が生まれています。

こういった状況で立ち回るには、釘をきちんと読めるようになることがとっても大事です。命釘、ジャンプ釘、風車、スルーの削りなどを正確に把握して、ボーダーくらい回ると判断できたら自信を持って座りましょう。

最初に回転ムラを喰らっても信じてプレイすることで、期待値を大きくプラスにして大勝ちすることができるかも?

関連記事

上の人(uenohito)

今回の記事を書いた人

こんにちは!ウエノヒトシです。みなさんから親しみを込めて「上の人」と呼んでいただいています。ネットカジノJPの運営を一手に担っており、サイトの最新情報や役立つ知識を日々更新しています。長年のギャンブル経験を生かし、オンラインカジノにも深い愛情を持って8年が経ちました。勝利への鍵となる必勝法を研究し続けており、いつか皆さんに完璧な勝ち方をお伝えできる日を夢見ています。

ネットカジノ比較ランキング【2025年】最新版 | ネットカジノ.JP